カンティーナ ライナ グレケット ウンブリア 2019
Cantina Raina Grechetto Umbria
参考小売価格:2040円
産地:イタリア・ウンブリア州
品種: グレケット
購入元:葡萄畑ココス
インポーター:アズマ株式会社
葡萄畑ココスさんのおまかせセットから最後の白ワイン。
南イタリアの白ワインといえばアランチョシリーズが好印象だったのですが、最近久しく飲んでいなかったので、新鮮な気持ちで挑みました。
外観はオレンジワインって言われても違和感のない濃い橙色。香りは何の要素なのか理解できないまま飲み進めてみましたが、しっかりしたボディーに、旨味成分が凝縮された個性的な時わい。
平坦な口当たりから、ピリリっとした酸味が味わいの面白味を与えてくれ余韻までのグラデーションが多彩。感覚的には3千円ぐらいでも不思議ではない満足感を得られます。
そして販売店の説明文を読みながら飲むとより一層楽しめましめます。
カンティーナ・ライナは「イタリアの最も美しい村」の一つとして知られるモンテファルコから東に約4kmの小さな集落の中にあります。ブドウの栽培においてはビオディナミを実践。ブドウの過熟を避けて、しっかりと酸を残します。発酵には野生酵母を用い、亜硫酸の添加も最小限につとめています。
https://cocos.co.jp/c/area/61004070_b
畑は北東向きの斜面にあり、手摘みで収穫されたあと、2日間と長い時間スキンコンタクトを行います。その後野生酵母で発酵。5か月間ステンレスタンクで澱とともに熟成させます。
アロマは通常の白ワインとは大きく異なり、しいて言うなら洋ナシに近いニュアンス。旨味がありながらとてもクリーンで、後味にわずかにタンニンを感じます。
少量生産で、毎年入港後は数か月で無くなってしまうといいます。
端的に言って旨いっすよこれ。
本日の組み合わせ
鯖の竜田揚げ、タコの酢の物、きのこパスタサラダ。
お互い邪魔しない程度に仕事してました。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Aランク
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