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・テイスティング日記

月桂冠「プレミアム」の名のもとに

月桂冠 上撰さけパックプレミアムブレンド

参考小売価格:1957円(1.8L)

品種: 上撰さけパックに大吟醸酒をブレンド

購入元:アマゾン

製造元:月桂冠

https://twitter.com/shomin_wine/status/1875812990496469365

今日はワインではなく日本酒ですが、細かいことは気にせずに楽しみましょう。本日レビューするのは、月桂冠の「上撰さけパックプレミアムブレンド」です。このお酒、なかなか興味深い一本です。

まず、このお酒を手に入れた経緯ですが、アマゾンのセールで購入しました。1.8Lが1,429円という非常にお得な価格です。普段の月桂冠も十分に美味しいですが、「プレミアム」と名のつくこちらの実力を試してみたいと思いました。

第一印象:透明感と雑味の少なさが際立つ

冷蔵庫でしっかりと冷やし、一口味わってみました。これは予想以上の仕上がりです。通常の月桂冠と比べても透明感が際立ち、雑味がほとんど感じられません。喉をスムーズに通り抜け、アルコールの刺激も控えめ。どちらかといえば上品で洗練された印象を受けます。この価格でここまでのクオリティを実現しているのは驚きです。

食事とのペアリング:料理の味を引き立てる

続いて、食事との相性を試してみました。この日のメニューは冷奴、焼き魚、煮物といった家庭的なラインナップです。冷やした状態でいただくと、そのシャープなキレが脂の多い料理との相性抜群。特に焼きサバとは相性が良く、脂をすっきりと流しながらも魚の旨味を引き立ててくれます。こうした繊細なバランスを持つお酒は、日常酒として非常に価値があると言えるでしょう。

温燗:甘みと旨味が膨らむ

このお酒は冷やしても美味しいですが、温燗にするとまた違った一面を見せてくれます。熱燗にすると、甘みと旨味がぐっと前に出て、より深みのある味わいに。ただし、すっきりとした辛口の印象を求めるなら、冷やし気味のほうが適しています。温度によって異なる表情を見せてくれる点が、このお酒の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

総評:日常酒の新たなスタンダード

月桂冠「上撰さけパックプレミアムブレンド」は、決してただの低価格酒ではありません。この価格帯でこれほどバランスの取れた仕上がりのお酒には、正直驚かされます。冷やしても良し、燗しても良し。どんな飲み方にも対応できる汎用性の高さは、日常酒の新たな基準を確立する存在と言えるでしょう。

次回は、さらに深くこのお酒を検証し、新しいペアリングにも挑戦してみる予定です。まだ見ぬ魅力を探求しながら、さらなる楽しみ方を模索していきたいと思います。

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本日の組み合わせ

庶民のお酒ランク(詳細

今回の日本酒は:Cランク (24年3月より基準改定

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井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com