白鶴 大吟醸
参考小売価格:1400円ぐらい(720ml)
産地:兵庫
品種: 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
購入元:アマゾン
製造元:白鶴酒造株式会社
お刺身やおでんとワインを合わせるにはちょっとコスパが悪すぎる。
そういった意味で今年から積極的に日本酒や焼酎の登板も増やしていますが、720ml送料込み800円は安すぎです。アマゾン様様といいますか、大手酒造すごいですね。
千円以下のアルコール飲料に美味しさを求めるならワインは日本酒に太刀打ちできないですね。
とはいえ、飲んで頭が痛くなるようなベタついた甘い日本酒があるのも事実。
そうでないことを祈りながら、冷蔵庫温度から飲み始めました。
香りはバナナっぽい吟醸香。甘くてフルーティーと書いてはあるものの、最初に感じたのはアルコールの強さからくる苦味のような風味。そこから甘みが広がっていき、旨みへと変化していきます。
ワインをグラス1杯飲んだ後に飲み始めましたが、食道をとおるときに熱さを感じます。
口の中から消えたのち、口の周りを舐めてみると、しっかり甘いですね。綿菓子食べた後とまではいきませんが、デザートワイン飲んだ後のような感覚になります。
それにしてもお刺身との相性は抜群。醤油でコーティングされたお魚の旨みが引き上がってきます。ワインとお刺身を合わせるときは「生臭くないかな」とかマイナスがなければOKぐらいの許容がありますが、日本酒の場合はほぼ60〜80点で推移してくれるので安心感があります。ワインなら120点以上でるときもありますし、驚きや絶望のギャンブル性がおもしろくもあるので、「コスパ」を意識しなければワインを選択したいのですがね。