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フランス/ロワール地方

シノン、3文字で覚えやすい玄人好みのAOC

シャルル・ジョゲ シノン レ・プティット・ロシュ

Charles Joguet Chinon Les Petites Roches

参考小売価格:3795円

産地:フランス・ロワール・シノン

品種: カベルネ・フラン

購入元:フィラディス

インポーター:株式会社フィラディス

昔はよく利用していたワインショップのフィラディスさんですが、低価格帯を1周したのでご無沙汰しておりました。

ポイントもキレイに消化しきったので、優良ショップではあるものの、もう利用することはないと思っておりましたが、箱ワインの登場でフィラディス熱が高まってきます。

そして、いつの間にか楽天にショップも構えられており、利用しやすくなりました。

そんな箱ワインを購入するついでに、無性に飲みたくなった久々の「シノン」。

シノンが飲みたいというよりは、「良質でトラディショナルなカベルネ・フランが飲みたくなった」といったほうが正しいでしょうか。そうなると真っ先に思い浮かぶのが3文字の覚えやすいAOCであるシノンだったりします。

定価3795円でしたが、セールと割引を駆使して実質3千円。

赤ワイン自体久々ですし、カベルネ・フランはもっと久しぶりですし、シノンなんて年に1本飲むか飲まないかなので、昼間の集中した時間帯にじっくり味わってみました。

外観は透過性のある濃い紫。このあたりの色調でカベルネ・フランっぽさや、ロワール地方特有の気品さを感じます。

注ぎたての香りは弱め。グラスを回すことで赤果実、アスファルト、海、磯、ピーマンなどの複雑な要素を堪能。

酸っぱくて渋い味なので、お肉料理との相性で大化けするタイプですが、スタート1杯目に飲むとなると曲者感を感じすぎるワインであります。

ピュア果実感が強く、もっと寝かしたいワインだなぁ〜ってなる反面、この当たりの価格帯を寝かす場所はどこにもないジレンマ。

ガバガバ飲むタイプではないので、これから3日に分けてじっくり味わっていきますよ。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。