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フランス/シャンパーニュ地方

朝飲みの最適解ドリンク

シードル ブッシェ ビオ ラ フェルム ドット

Cidre Bouche BIO La Ferme d’Hotte

参考小売価格:1980円

産地:シャンパーニュ

品種: りんご

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

ソムリエ絶賛だとか、誰々推薦だとかポップや販売文言で見かけますが、果たして本当に絶賛していたのか伺わしいワインが存在します。

その点、このシードルは日本一のフォロワー数を誇る田邉公一さんが監修した1本。メジャーフィールドの最前線でご活躍されているソムリエがリスクを背負ってセレクトしているので安心感があります。

今回購入したのは「シン・ワインセット」初夏の季節に合わせたラインナップとなっていました。

そもそもシードルをワインとしてカテゴライズしてよいのかというツッコミはさておき、シードルなんてこんな機会がないと積極的に買わないし飲まないのも事実。

日が明るい昼飲みで登板させてみました。

そもそもシードルとはなんぞやってところですよね。

簡単に言うとりんご酒。りんごを発酵させて造ったアルコール飲料となります。ワインがぶどうを発酵させて造った飲み物なので、同じ「果実酒」として括れば兄弟みたいなもんでしょう。

名産地として知られているのはフランスのノルマンディー地方なのですが、このシードルはなんと、シャンパンで有名なシャンパーニュ地方原産というのだから気分はあがります。

農薬を使ってなかったり、酸化防止剤を使用していなかったり、天然酵母を利用して糖分調整もしていない完全ナチュラルなビオシードルというのだから飲む前の情報から美味しさは約束されています。

販売ページの推薦温度は4~10度。泡ものは冷え気味で飲むのが好きなので冷蔵庫取り出しの冷たさからスタート。

そして、一口目から旨いです。

むしろ一口目がピークかもしれないビール的な感覚かと思いましたが、順調に二杯目以降も美味しく飲めます。というのも、ワインのように味わいの変化も楽しめます。

アルコールを全く感じないのですが、適度な苦味と雑味がしっかりお酒感をだしており、ジュースっぽさは全く感じません。

ガス圧は軽めですが、炭酸飲料としての体裁は保てています。

変化球的なアルコール飲料として新鮮な気持ちで楽しめる反面、グイグイ飲めるので逆の意味でコスパ悪いです。

飲み始め30分でフィニッシュ。飲み終わった後も全く酔いがきません。アルコール度5%表記ですが、アル中ワインラバーにはチェイサーやモーニング飲料として考えたほうが良いでしょう。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。