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ハンガリー

鬼門、高級箱ワインに挑む

チャペルヒル・リースリング・ソーヴィニヨン・ブラン

CHAPEL HILL RIESLING SAUVIGNON BLANC

参考小売価格:5280円

産地:ハンガリー

品種: ソーヴィニヨン・ブラン(10%)リースリング(90%)

購入元:エノテカ(楽天)

インポーター:株式会社KOBEインターナショナル

エノテカさんの箱ワイン特集で一際目立っていた箱ワイン。

箱ワインで初めてのリースリング主体、珍しい産地ハンガリー、そして箱ワインでは超高額な5千円オーバー。

しかし、箱ワインを30種類飲んできて分かったのが、高い箱ワインに過度な期待は禁物だということ。

3リットル3千円ぐらいまでの価格帯は、750mlの瓶ワインと比較すると2倍以上のお買い得感がありますが、4千円を超えてくると倍とまではいきません。例えば、3リットル2千円なら750ml換算で500円ですが、瓶だと千円以上のクオリティは確実。しかし、3リットル5千円だったとしても、瓶で2500円クラスを越えてはきません。今までの経験上せいぜい2千円ワインです。

なぜなら、2500円を超えてくる瓶ワインって大概スンゴイ美味しいですからね(庶民比)。イタリアとかスペインとかチリでその金額出せば感動不可避の価格帯ですよ。それと比べるとなると、どうしても負けてしまいます。

例え箱ワイン伝道師といえど、箱ワインの安っぽい雰囲気と偏見を払拭する事は難しいですからね。

さて、問題のこのワイン、結論を述べるとスンゴイ美味しいです。

しっかりリースリング、リースリングしてるなかで、ソーヴィニヨンブランいい仕事してます。

香はやや甘口のリースリング。冷涼系の透明感と、温暖系の重厚感を持ち合わせており、端正なバランスっと自信を持って言えます。

複雑な要素や妖美さは無いですが、単調な味なのに飲み飽きることが無いので、その日のメインワインとして通しで楽しめます。

しかし、お買い得感はやはり薄い。750ml換算で1300円ですが、瓶でも2千円いくかいかないかレベル。

大勢で飲む時用、店舗用としては大アリな選択ですよ。

本日の組み合わせ

庶民の晩酌で後日配信します。

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Sランク 箱基準:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com