セパス・イ・ボデガス ヴィリャカンパ・デル・マルケス 2018
Cepas y Bodegas Villacampa del Marques
参考小売価格:2530円
購入価格:1600円ぐらい(まとめ割など)
産地:スペイン > リベラ・デル・デュエロ
品種: テンプラニーリョ
購入元:ワインクラブ30
インポーター:フィラディス
スペインの代表的品種であるテンプラニーリョですが、激安から高級ワインまで幅広く存在し、未だ特徴が掴みきれていなかったりします。
今回は安心のワインクラブ30のレギュラーラインナップから選出。通常価格も庶民にとっては高価ですし、期待せずにはいられません。
色は濃いながらに、香りは弱くやや肩透かしをくらいましたが、口に含んで驚愕。
スパイス、果実、アルコール、樽の各要素が全て強く主張しあって、口の中で巡り巡って楽しませてくれます。
一言でいうとパワフル。
そして、舌が慣れてくると、刺々しさが取れスゥーっと食道を心地よく通っていき、胃の中でアルコールがジワっと染み渡る奴です。
普通の人は 泡→白→赤の順番で飲むので、あまりアルコール感を感じないかもしれませんが、当研究所ではあえて濃いめの赤ワインからスタートするので、ワインの強さをダイレクトに感じます。
コクがあり濃厚な味なのは間違いないのですが、凝縮感と言った意味ではミディアムに近いフルボディ。
フィラディスさんのオススメの飲み方をあえて無視して飲んでいますが、説明通りに飲んだとすれば確かに大化けしそうではあります。
抜栓:飲む2-3時間くらい前には開けておきましょう。このワインが内に秘めた複雑性が前面に出てきて、圧倒されます!
https://firadis.net/item/228.html
設定温度:飲む30~45分前から冷蔵庫に。完全常温だと渋みが穏やかに感じますが、全体の輪郭がややぼやけた印象になってしまいます。
ワイングラス:ボルドー型の中くらい程度のものがお薦めです。ブルゴーニュグラスで飲むのも、全く違うワインに感じられてとても興味深いですよ。
いつもながら、五十嵐店長のテイスティングコメントは勉強になりますし、私の下品な表現を長々しく読むよりは、是非公式のガイドを参考にしてみてくださいね。
庶民のワインポイント
値段(小売):40点
生産地:3点
アロマ :3点
バランス :4点
余韻 :6点
複雑性:8点
買いやすさ:3点
主観:3点
総合得点:70点
庶民のマリアージュ
完全に食事と一緒に楽しむタイプなので、マリアージュは慎重に選びたいところ。
- ローストビーフ
- ビーフジャーキー
- スパゲティーミートソース
- UFO
- 牛カルビ弁当