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イタリア/北部

ショップレビューには本音が詰まってる。

グラッフィティ ヴィーノ ビアンコ ディ イタリア テッレチェビコ 3L BIB 

GRAFFITI VINO BIANCO D’ITALIA

参考小売価格:1800円ぐらい(3リットル)

産地:イタリア/エミリア・ロマーニャ州

品種: 不明

購入元:セラー専科(楽天)

インポーター:ディヴィーノ株式会社

ブログ、雑誌、SNSなどで紹介されているワインは「美味しい」しか書かれていません。

「不味い!」「最悪!」「好みじゃない!」なんて発言してしまうと、誰かしらを傷つけてしまいますらかね。

しかし、こと匿名になると話は別。

SNSでは目にしないような辛辣なコメントのオンパレード。

怒りの星1コメントや、安ワイン買っといて高ワインに求めるようなことを平気で書いていたりしてます。

福袋で末等でした星3や、本人が普通と思って星3つけても、星5がデフォルトと思ってる人からすると営業妨害行為となっているわけです。

その内容の良し悪しはさておき、レビューは「数」に注目するべきです。

サンプルが少ないと、偏った意見がモロに反映され正当な評価とは言えなくなります。

そして、売れていたり、レビューを書きたいって思わせるワインは往々にしてレビュー数が多いです。

このワインも「好みじゃなかったです!星3」とか書かれていて、実は購入を躊躇していました。この人はワンコインワインに何を求めてるんだろうって思う反面、本当に飲めないレベルだったらという真理は働きます。

まぁ、飲んでみて私なりには星5の評価だったわけですけれども、同じワインのセットページでは「超高評価」が連なってました。

いくら匿名で好き勝手にかけるからと言っても、良いものは良いのです。レビュー数があつまってくれば、自然と正当な数字に落ち着いてきます。

好みの問題はあれど、「信頼や実績のあるお店から買う」ことを徹底していれば、外すことはないです。

そういった意味では、ワインのレビューにとらわれず、「ショップレビュー」を注視してみると参考になりますよ。

注意:当研究所では、高級ワイングラスを利用し、適性温度でテイスティングしております。冷蔵庫温度や常温のワインをマシンメイドグラスで味わった場合とは感じ方がかわりますので、その辺り差し引いてご閲覧ください。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク 箱基準Sランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。