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・テイスティング日記

定価5千円のワインを飲むのはいつぶりだろうか

アルダリン シラーズ 2019

Aaldering Shiraz

参考小売価格:4950円

産地:南アフリカ

品種: シラーズ

購入元:リカマンワインフェスタ

インポーター:株式会社都光

定価5千円のワインを飲むなんていつぶりだろうか。

2,500円で購入しているとは言うものの、気軽に飲めるものではない。

普段なら購入して1ヶ月以内には飲むようにしているのだが、かれこれ2ヶ月飲むタイミングを見失っていた。

もし口に合わなかったら怖い。

そんな不安が抜栓を遠ざけていた。

何より、動画で絶賛している生産者アルダリン。

過去にシラーズ以外の種類はすべて制覇しているので、その実力は織り込み済み。だからこそ並のワイン以上のクオリティを求めてしまっているのである。

定価5千円。比較対象はアードベッグ10年や、獺祭 磨き二割三分だろうか。

他ジャンルのお酒好きを唸らせる説得力が必要なのである。しかし、濃くてパワフルなワインは暑い季節にも合わないし、飲むタイミングが限られるのである。

そういった意味で、少し高価なお肉屋さんのハンバーグを食べるタイミングで飲むことにした。

結論、アードベッグ10年や、獺祭 磨き二割三分を超えている。

要するにハンバーグに合う飲み物としてこれ以上無いクオリティなのだ。

考えてみて欲しい、綺麗系な純米酒にコテコテのデミグラスソースなんて、美術館でヘッドホンかましてヒップホップを聴くようなものだ。

もちろん、ワインだけで味わっても美味しいことには変わりないのだが、それは別のワインでも同じこと。このワインにはこのワインが活躍できる場面に登板させるべきなのである。

そうすることで、お値段なりの美味体験ができる。しかもアルコールが度数14.5%もあるので、ボトル半分ぐらいで大満足できる。

昨晩の余韻が残ってる状態で翌日の昼間に飲むと今度はワインの良いところにフォーカスしながら飲める。つまみは濃い目のプロセスチーズでも良いだろう。宇宙と調和したような感覚に浸れ、最高の気分を味わえるだろう。

定価5千円。2日に分けて最高に楽しめたのだから決して高くない買い物だと思う。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com