ワインと一口で言っても、赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワイン(炭酸)と大きく分けて4種類あります。そして、悩ましいことに、その4種類のなかでも品種や作り方によって沢山のタイプがありますので、初心者がとっつきにくい理由もそういったところにあるのでしょうか。
しかし、もう大丈夫。ある法則さえ覚えてしまえば、それぞれの個性を簡単にイメージできるのです。初心者でありがちなのが、「赤は渋くてきらい」「白は甘すぎてジュースじゃん」や「シャンパンまずい」などの勘違いキーワードの謎も、この記事を読んでいただければわかりますよ。
ワインタイプは、赤や白のひと言にあらず。4つの要素を掛け合わせたタイプが、ワインの個性を引き出しています。
製造工程みたいな小難しい説明などは置いておいて、下記の4つの要素からの組み合わせでワインのタイプは分別されます。これを当てはめた上で先ほどの勘違いワードを変換してに例えてみましょう。
4つの要素=①価格帯 ②ぶどう品種 ③生産地 ④飲み頃(ヴィンテージ)
「赤は渋くて嫌い」→「1.高い(価格)2.カベルネ(品種)の3フランスワイン(産地)は飲み頃(ヴィンテージ)を間違えると渋い。
この4つの要素の相性を知っていないと、
高級なフランス産のワインを飲み頃ではないのに飲んで、嫌な体験をしてしまいがちなのです。
「フランスワインまずい」「古いワインって最悪」「品種Aって腐った味」
一度そのような印象ができると、今後のワイン選びの際、各キーワードに対して苦手意識が芽生えてしまい、その後のワインライフに大きな傷を負うことになります(最悪ワインが嫌いになる)。
しかし、本日押さえておくべきポイントを押さえ、ワイン偏差値が高まれば、それぞれの相性のいい合わせ方が瞬時に見抜くことができます。
定説が全て王道で正しいとは言い切れませんが、少なくてもハズレを引くことが回避され、自分の好みのタイプを探しやすい道しるべにはなりますよ。
ここは3分で高めるワイン知識。超端的に伝授します。
①価格
安いワイン=わかりやすいワイン 高いワイン=わかりにくいワイン
②覚えておくべき 主要品種5戦
カベルネ・ソーヴィニヨン=渋くてヘビー
メルロー=重いけどマイルド
ピノ・ノアール=酸味があり、価格帯により当たり外れが大きい
シャルドネ=変幻自在な白ワイン代表、他の3マトリックスに影響を受けやすい
ソーヴィニヨン・ブラン=フルーティーでフレッシュ、カジュアル
③覚えておくべき 国の特徴5カ国
フランス 複雑、多種多様、安いものにやけど多い。金賞などのシールに騙されるな。
イタリア 値段通りの味でハイコスパも多いが、総じて難しい味
アメリカ 他国のいいとこ取りだけど高め。濃い味付けの料理が多い分、ワインも濃厚
チリ 安いからといって1000円以下に手を出してしまうと料理コーナーへ。
日本 料理を引き立たせてくれる繊細な味。単体では主役になりにくい
④飲み頃
3000円以下は即飲みでOK。高価なものは専門家にアドバイスを
掘り下げた話は別の機会にご説明させていただきますが、この4つのポイントはしっかりと押さえておいてください。
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