※ 庶民のワイン研究所は、アフィリエイト広告およびブログ広告による収益を得て運営しています。リンクからの購入により売上の一部が本サイトに還元されることがあります。

フランス/ローヌ地方

庶民のワイン大賞2022年はこれで決まり

レ・グランド・ヴィーニュ コート・デュ・ローヌ・ブラン エステザルグ 2021

Les Grandes Vignes Cotes du Rhone Blanc Bag in Box Les Vignerons d’Estezargues 

参考小売価格:4500円ぐらい(3リットル)

産地:フランス・ローヌ地方

品種:  グルナシュ ブラン 80%、クレレット 10%、ブールブーラン 10%

購入元:三本酒店

インポーター:野村ユニソン

いや〜、こんなワインを待ってたんですよ。

中身は高ワインなのに、箱になっていることで安ワインになってるやつ。

この「エステザルグ」は、ローヌ河南部の街アヴィニョンの南西側に位置しており、加入者が10名たらずというフランス最小規模の協同組合。

インポーター説明によると、

協同組合といえば、多収量・低価格のブドウを生産者から買い入れて価格の安いバルクワインを造るというのが一般的ですが、エステザルグ協同組合ではそれぞれの生産者が品質にこだわったワインを造り、自らの名前をエチケットに記してリリースしています。「協同組合」としての大きなメリットは、農機具や新しい醸造設備を共同で購入したり、醸造アドバイスを受けるシステムが構築しやすいなど、品質向上に向けた資金面でお互い協力し合える点といえます。

http://unison-wine.com/vignerons/estezargues/

そして、栽培に関しても徐行剤や化学肥料を使用しない自然派ワイン好きワードがずらりと並びます。

いわゆる「がぶ飲み箱ワイン」とは違うタイプで、箱はリリース後すぐに品切れになる人気とのこと。

今年の頭にルージュを飲みましたが、あまり好みのタイプだったのでスルーしておりました。しかし、いざ欲した時にはずっと品切れになっており、新ビンテージで待望のゲット。

飲んでみたら期待値を悠々に超えてきましたよ。

果実味が豊かとかよく例えられますけど、凝縮感がすごい。

蜜のようでいて、ミネラルな要素と酸味がバランスをとっています。

がぶ飲みしようと思っても、がぶ飲みできません。一口ごとにグラスを回して味わいたくなります。

実勢価格税込み4千円切ってくるところもあるので、750ミリのボトル価格換算だと約千円超えるか超えないか。

これはありえないクオリティですね。味だけで判断すると3千円超えてくるライン。

料理の旨味を引き出してくれる出汁的な要素もあり、食中ワインとして完璧のバランス。

冷え気味で飲むと勿体ないので、11度ぐらいで飲むとその「旨味」を体験できますよ。

ACローヌのギガルを始めとしたヴィオニエ系品種が好きな人は絶対感動します!

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Sランク 箱基準でもSランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com