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フランスその他

生産者メモメモシリーズ。ロワールのヴィルボアさん。

ソーヴィニオンブラン ヴィルボア 2017

SAUVIGNON BLANC  Villebois 2017

参考価格:1800円前後

購入価格:1260円

産地:フランス

品種: ソーヴィニオンブラン

購入元:セラー専科(楽天)

インポーター:株式会社都光

庶民のワインポイント:3.5点

楽天スーパーセールのプイィフュメ半額につられて、同じ生産者のこちらも便乗購入。村名ワインと格下テーブルワインの違いを比べると言った意味でもマストバイワインでした。

キャッチフレーズは、「世界一に輝いたソーヴィニオンブラン」と太文字で大きく表示されており、その下に小さく「を生み出したスペシャリストヴィルボア」と記されていました。

要は、世界一のソーヴィニオンブランと同じ生産者の格落ち葡萄ワイン。

アペラシオンも地区名、地方名どころか、フランスしか記されていない格付け最低ランクだったので、せめてACロワールクラスと思って購入したので騙された感がありました。

しかし、エチケット(ラベル)の洗礼されたデザインが漂わせる美味しそうなオーラは「騙されたと思って飲んでみなさい」とも受け取れる印象です。

味わった結論から言うと大満足なワイン。生産者のヴィルボアさんを忘れないようにメモした次第です。

わかりやすい典型的なソーヴィニオンブランの味わいは、ニュージーランドやチリを思わせる第一印象でしたが、新世界ワインと比べると香り、濃度、アフターと優しい仕上がり。

それが意味するのは、無理やり味付けしました的なワインではなく、ナチュラルに仕上がった繊細さがあります。

しかし、ヴァンドフランス(格付けランクの呼称)の特性上、フランスのどこで収穫した葡萄を使っても良いので、個体差(ボトルごとの味の違い)がある可能性は否定できません。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:5点

生産地:1点

買いやすさ:3点

売り文句:5点

かなり気合の入った生産者説明ですが、どこの販売サイトを訪れても全て同じレイアウトでした。すなわち、インポーターさんが自信をもって仕入れて、心から消費者に届けたい商品ということでしょう。

アロマ:3点

複雑性:3点

余韻:3点

たいがくんポイント:5点

このワインの格付けがACロワールなら、フランス代表のソーヴィニオンブランとして殿堂入りしていました。

総合評価:3.5点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。