ブリュット メトド クラシコ ムルゴ 2017
BRUT METODO CLASSICO murgo 2017
参考小売価格:3000円
産地:イタリア/シチリア州
品種: ネレッロマスカレーゼ
購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)
インポーター:ファインズ
ファインズのプレミアムスパークリングセット3本目。
1本目のワシントンと2本目のアルザスともに言えるのは、購入価格的には大満足。しかし、使用品種と製法がシャンパーニュ地方と同じだったりするので、目指している方向性はシャンパーニュ故に、脳内でシャンパーニュと比較しちゃったりします。
決して劣っていたわけではないのですが、もっとお金出せばもっと凄いものが存在してしまうと言った意味で「庶民故の妥協感」的な気持ちが芽生えちゃうわけです。
その点、今回のシチリアスパークリングは、今まで泡類を飲んできた中で、全く初めて出会った新しいテイストでした。
使用品種である、「ネレッロマスカレーゼ」がシチリア州の土着品種であることも関係しているのですが、そもそも葡萄とは思えない程にレモンの味がします。
不覚にも抜栓後、泡が吹きこぼれてしまったので、泡抜けしたかな〜って心配しておりましたが、それでも持続していた高品質な強い炭酸。
辛口レモン味で爽快感が心地よく、適度に果実の重さも感じるので安っぽさはありません。喉越しも楽しめるので、ゴクゴク飲みした後のゲップまで美味しくいただけちゃう魔法の飲み物。
シャンパーニュのような食べ物的スパークリングとは対極のワインですが、夏時期にはこちらの方が多少高くても選んでしまうかもしれないユニークなタイプ。
イタリアのシャンパーニュ製法ワイン、、、侮れないですよ。
庶民のワインポイント
値段(小売):35点
生産地:2点
アロマ :5点
バランス :7点
余韻 :4点
複雑性:4点
買いやすさ:3点
主観:10点
総合得点:70点
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庶民のマリアージュ
新コーナーです。
ウェブや書籍で著者や販売元が提案する、ワインと料理の組み合わせは概ねって手の込んだ料理や、名前が横文字の気取ったメニューばかり。実際に再現できるのは富裕層の料理上手な専業主婦か、ガチで料理が趣味の人ぐらいではないでしょうか。
そんな悩みを解決すべく、当研究所では、毎日投稿したワインで身近なマリアージュを成立させます。実際に試しているわけではないですが、ワインの味わいからしっかりイメージを捉えますので、大きく外すことは絶対にありません。すなわち、「個人の主観です!」なんていいわけはしまませんよ。
では、さっそくこのワインに合う食べ物を提案させていただきます。
- テリヤキチキンピザ
- 堅あげポテトブラックペッパー味
- ホットドック
- チキンカツ
- フィッシュバーガー
- シーザーサラダ