ドメーヌ・ダヴィド・デュバン ブルゴーニュ・ロゼ
Bourgogne Rose David Duband 2020
参考小売価格:2900円
産地:フランス・ブルゴーニュ
品種: ピノ・ノワール
購入元:頂き物
インポーター:株式会社中島薫商店
ブルゴーニュのロゼワインは、値段の割になぁ〜という印象を持っていたので自分で購入する機会は有りませんでした。
3千円だすなら、白か赤のブルゴーニュワインを選択してしまうので、ありがたいプレゼントです。
っと、普段ブルゴーニュワインを嗜んでいないと「ブルゴーニュ」として話を進めがちですが、ブルゴーニュで語るべきはやはり「生産者」。
「本当に必要なワインの知識」で秋元さんが語っていますが、ワインを語る上で抑えておくべき生産者を抑えていないと、恥をかく場面がでてきます。
そういった意味で著者があえて選んでくれた、「ドメーヌ・ダヴィド・デュバン 」おそらく共通言語として知るべき生産者なんだろうなと意識して飲んでみました。
香りは易しめですが、品のあるいちごの香りからスタート。口に入れてからは、貝殻、砂利、木、草などの要素をほのかに感じ、余韻でチェリーやりんごといった果物要素が抜けていきます。
温度は9度スタートから飲み始めて14度ぐらいまでの幅でゆっくり飲んでましたが、どの温度帯でも楽しめる万能タイプ。
酸味を楽しむなら冷え気味、甘みを楽しむなら温かめと、どちらの表情でも端正なバランスで「誰しもが飲んでも美味しく感じる」安定感。
おそらくこれが「覚えるべきブルゴーニュのロゼワイン」なんだとおもうとSランクをつけざる得ないクオリティ。
定価3千は値段なりですが、満足度は高いし、勉強にもなりました。
本日の組み合わせ
鶏団子、ごぼう炒め、大根サラダ、キンパ
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Sランク
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