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ドイツ

水をかぶった早乙女 玄馬。

パンダ パーティー 2020 ヤン マティアス クライン 

Panda Party PetNat Riesling & Bacchus Jan Matthias Klein

参考小売価格:税込み3960円

産地:ドイツ・モーゼル

品種: リースリング・バッカス

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社イズミセ

最近のパンダキャラといえば、呪術廻戦がイメージされるようですが、昭和生まれの私にはらんま1/2にでてくる早乙女 玄馬が未だに連想されます。

さて、無濾過、無清澄、無添加にこだわるドイツの鬼才って触れ込みで購入したヤン マティアス クラインセットもいよいよラスト。

未知の味わいで度肝抜かれた「リジー スターマスト」に、欲していた味わいを見事に満たしてくれた「キス キス マディーズ リップス 」。どれも食事との相性でポテンシャルがバク上がりするタイプなのですが、私は今年飲んだワインセットで一番好きな部類。価格はシャンパンに匹敵するのですが、シャンパンが霞んでしまうほど虜になってしまいました。

今回のパンダも飲む前から大当たりは確定。

同じような感想になりそうなので、なかなか筆が進みませんでしたが、ボジョレーヌーボー飲みまくり月間なので、早いうちに書き終えることにしました。

まずはキャップを開けた状態から。

瓶口にヘドロっぽい物体が付着しており、「無濾過、無清澄」の証明がなされたといいますか、自然派ワイン好きにはたまらない勲章。

最初の一杯目の外観は透き通っていましたが、最後の一杯は透過性のない濁りで全く別物に変化。

もちろん味わいのグラデーションも多彩で、出汁の要素が日本食との相性を高めてくれます。

最初から最後まで食事をしながら飲んだので、ワイン単体で飲んだ時にどう感じるかは未知数ですが、少なくとも「自然派、ヴァン・ナチュール」ってジャンルが好きな人にはグッとくるワインですよ。

本日の組み合わせ

スタートは油揚げの素焼き。締めに、ぶり鍋、味の素の濃厚白湯で。

ペティアンと鍋料理はぜひとも試してもらいたい絶頂の組み合わせでしょ!

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Aランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。