オンラインワイン会も開催中
フランスその他

赤ワインでヨーグルトを感じる

マス・ド・ジャニーニ・ルージュ 2020

MAS DE JANINY ROUGE [BIB]

参考小売価格:4980円(3リットル)

産地:ラングドック

品種: カリニャン

購入元:三本酒店

インポーター:ディオニー株式会社

白バージョンがホームラン級に気に入ってたマス・ド・ジャニーニのルージュ。

なぜ赤は避けていたかと言うと、カリニャン単一で美味しくなりそうな印象がなかったからです。もちろん探せば気に入るやつもあるでしょう。しかし箱ワインにしては少し高価ですし、はずしたら3リットル嫌々飲まなくてはという苦行がまっているわけです。

始めから好みではない可能性が高いそうなら、そりゃ避けますって。

ただ、今回は酒屋さんから次のロットから大幅値上げと案内を頂いたので、それなら試してみるかとなりました。

飲んだ結果は悪い意味で想像通りでした。

乳酸が強くヨーグルトのような風味。酸味主体なのに垢抜けないモサッとした感じが飲んでいて引っかかります。

念を押しておきますと、自然派の安赤ワインによくありがちなタイプなので、単に好みの問題です。好きな人は好きだろうなぁ〜と飲みながら「レッツポジティブ」と頭切り替えて飲みます。

外観は濃いめの赤紫、色調は明るくやや透過性があります。

ブルーベリー、ヨーグルト、青草、綿あめ。口当たりは優しく、酸味は中程度+。塩味のしょっぱさから余韻でヨーグルトに戻ってくる。

自然派好きには好まれると思います。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。