リンデマンズ ビン25 スパークリング・ブリュット・キュヴェ
Lindeman’s Bin 25 Sparkling Brut Cuvée
参考小売価格:1300円
産地:オーストラリア
品種: 不明
購入元:アマゾン
インポーター:国分グループ
アマゾンのセールでポチっていた、国分グループの「世界のスパークリングセット」。その中から今回抜栓したのは、オーストリア産のスパークリングワインです。
正直なところ、ラベルを見た時点では「シャルドネとピノ・ノワールのシャンパンブレンドやろ」と思い込み、完全に“シャンパン飲みたいモード”で開けたんですが――なんと、使用品種は非公表。つまり、オルタナティブ・シャンパンとしての代替にはならない一本だったようです。思い込みって怖い。
とはいえ、注いだ瞬間、まず驚いたのは泡の「音」。グラスからシュワシュワという音が聴こえてくるタイプで、これ、スパークリングの品質チェックとして結構大事にしているポイントだったりします。
ガス圧で言えばおそらく5気圧以上。飲んでもちゃんと泡が“噛める”レベルで、強炭酸好きには嬉しい仕様です。
冷蔵庫から出してすぐ飲み始めたので、香りは控えめでしたが、青りんご系のフレッシュなアロマは感じ取れました。味わいもやや甘めの青りんごソーダ風。が、後味にほんのりクリーミーさがあって、妙にリッチ。これがなかなか良い。
感覚的には2千円前後のスパークリングを飲んでいる気分だったので、メーカー希望価格が1300円というのは、普通にコスパ高いと思います。
ただし、弱点もあります。時間が経って泡が抜けてくると一気にだらしない印象になってしまう。なので、これ系はワイン会の一杯目にグラスで一杯ずつ提供したり、開けたら1時間以内に飲み切るくらいのスピード感が大事ですね。