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フランス/ロワール地方

ロワールワイン価格別テイスティング|無印ロワール2,000円の実力を検証

ヴァル ド ロワール レ ロシェル ソーヴィニヨンブラン 2022

LES ROCHELLES SAUVIGNON BLANC

参考小売価格:2499円

産地:ロワール地方

品種: ソーヴィニヨン・ブラン

購入元:リカオー店頭

インポーター:ルミノ・ヴィーノ

リカオーでロワールワインが軒並みセール価格になっていたのを機に、今月はロワール地方の白ワインを集中的に試飲し、コンクール対策も兼ねて知識と感覚の両面を磨いていこうと思います。

今回のテーマは、ソーヴィニヨン・ブランの価格帯による味わいの違いを比較すること
ラインナップは以下の3本:

  • 無印ロワール地方の2,000円ワイン
  • トゥーレーヌの3,000円クラス(同一生産者)
  • トゥーレーヌの4,000円クラス(同一生産者)

まずは、もっともカジュアルな無印ロワール(2,000円)から。

外観はやや淡いレモンイエローで、粘性も控えめ。アルコール度数は12.5%と、今回の3本の中ではもっとも軽めの設計です。

グラスを傾けた瞬間に立ち上がるのは、青りんごを中心としたフレッシュな果実香。わずかにグレープフルーツの柑橘系ニュアンスもあり、第一アロマの鮮烈さが印象的です。

飲み口は期待以上。
蜜のような甘やかさが一瞬広がった後に、鋭角的な酸が舌を走り抜け、口中で液体が弾むように躍動します。フィニッシュには苦味がアクセントとして顔を出し、単調さとは無縁の複雑な味覚構成を楽しませてくれます。

正直に言えば、私が普段日常的に飲んでいる価格帯のワインと比較しても、これは十二分に美味しい。むしろ、食事の引き立て役としてではなく、「ワインそのもの」と対話したくなるような一本です。

本日の組み合わせ

庶民のお酒ランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com