グランポレール 余市ケルナー
Grande Polaire Kerner
参考小売価格:2015円
産地:余市
品種: ケルナー
購入元:アマゾン
インポーター:サッポロビール株式会社
グランポレールシリーズのスタンダードラインといえば響きが良いですが、要は一番安いレンジです。
製品ラインナップを眺めていると、シリーズコンプリートするのが程遠く感じますが、スタンダードラインは制覇がみえてきました。
今の所、良い印象ばかりですし、輸入ワインにはない日本独自のテイストが飲んでいて面白みを感じています。
今回のケルナーは、ドイツ生まれの品種。冷涼地域で栽培される品種なので北海道の気候と相性が良いのでしょう。単一品種で飲むのは初めてなので、味わって飲んでみました。
温度は8度スタート。一口目は平べったく、未知の味わいに舌が驚きます。フルーティーなのに酸味が足りない。甘さも苦味もないのに、水っぽさも感じない。ニュートラル系ではないのに、何を主張しているのかが分からない。首をかしげながら飲みましたが、ボトル半分のところでストップ。無意識化において美味しいとは感じていないのでしょう。考えながら飲むと言えど晩酌ワインで登板させていたので、いつもより消費スピードが明らかに遅かったです。
そして、翌日の明るい時間に再チャレンジ。
香りは控えめ、言葉を選ぶと落ち着いてる。グラスに鼻を突っ込んでクンクンすると奥の方にグレープフルーツを感じる程度。シラフで飲むとアルコールが浮いた苦味を最初に感じます。甘いみかんの白い部分だけを食べた時に近いです。後味も甘苦。初めて飲む味で理解が追いつかない。ケルナーに慣れてくるとまた違った印象になるかもしれませんね。
本日の組み合わせ
サワラの野菜あんかけに余市のケルナーを選択。
和食と日本ワインの相性は文字面以上に合います😆#庶民の晩酌 pic.twitter.com/nypsVYE9ew— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) February 24, 2023