ヤルデン ヴィオニエ
Yarden Viogner
参考価格:3456円(税込)
購入価格:2980円(税込)
産地:イスラエル
品種:ヴィオニエ
購入元:葡萄屋
インポーター:シールなし
庶民のワインポイント:63. 8点
一度嫌な思いをした、シャトー(生産者)は、そのイメージを変えるためには「とてつもなく高いハードル」が待っております。
今回の「ヴィオニエ」は、そんなハンデキャップを背負った状態でのテイスティングで、見事イメージ通りの「買ってはいけない」ワインの仲間入りを果たしました。
理由?
「高い!」
確かに、今まで味わったヴィオニエたちとは、二癖ぐらいの開きがありますが、この特徴的な味わいが私には合いませんでした(不味くはない)。
アルコール度が14.5%と、高めなだけあり、グラス2杯ぐらい飲むと、「ポワァーン」としてきます。すぐに酔えるといった意味では、面白みがあるワインです。
「苦味」「フレンチオーク」「フルーツより花」そんなキーワードが好きな人で、1本3千円以上のワインをデイリーポジションにしている人なら、普段のワインライフに刺激を与えてくれるでしょう。
しかし、庶民的感覚からすれば、
「3千円だせば、フランス、イタリアで絶頂ワイン飲めるわ!」
と嘆いてしまいます。
これが、千円台前半なら、面白い味わいのワインとして「超うれしい買い物」をしたとわりきれるのですが、3千円のダメージはでかい。
じゃ、なんで買ったの?
「だって、イスラエルみたいなマイナー生産国の「ヴィオニエ」が3千円もするなんて、フランスローヌ「ヴィオニエ」の1万円ぐらいの味わいが楽しめるんじゃないかなぁ。」
なんて、浅はかで、勝手な幻想を抱いていたからです。
3千円クラスのワインに気合いを入れて買う人は「絶対に避けるべきワイン」でした。
庶民のワインポイント
価格:70点
生産地:15点
買いやすさ:68点
売り文句:90点
桃の香りはしませんでしたが、地味に完璧。飲み頃誤ったみたいですわ。
アロマ豊かなこのワインからは、新鮮なモモ、アプリコット、花を思わせる香りと共に微かなスパイスが感じられ、その背景に広がる滑らかなオークが全てを際立たせています。風味豊かで芳醇でありながら、エレガントさと飲みやすさも兼ね備えたヴィオニエに仕上がっています。今飲んでも美味しいですが、リリースしてから4年~7年程度熟成させると、より味わい深くなることが予想できます。
https://www.budouya.jp/products/detail.php?product_id=1218
アロマ:43点
グラスに鼻を突っ込んでクンクンしないとわからない
複雑性:73点
ライム、くるみ、ミント、スイカズラ、若い森、バター、貝殻。掃除してない水槽。
余韻:38点
ワインの余韻より、アルコール的な余韻が強く残る(缶酎ハイ飲んだ時のような気分)。
たいがくんP:50点
味わい自体はとっても楽しめたのですが、「過去の嫌な思い出フィルター」と「高額ワイン」なのがネック。
加算点前の平均:55.8点
メディア:0点
生産者:5点
SNS:3点
インスタにてコメントいただきました。