インドミタ キンタス オーガニック カベルネ ソーヴィニヨン
Indomita Quintus Organic 2019
参考小売価格:1000円ぐらい
産地:チリ・マイポ・ヴァレー
品種: カベルネ・ソーヴィニヨン
購入元:リカーマウンテン
インポーター:株式会社都光
コノスル オーガニック カベルネ カルメネール シラー
Cono Sur Organic Series Cabernet Sauvignon &Carmenere&Syrah 2019
参考小売価格:1000円ぐらい
産地:チリ
品種: カベルネ・ソーヴィニヨン・カルメネール・シラー
購入元:リカーマウンテン
インポーター:株式会社スマイル
チリの安旨ワインで堂々たる知名度と実力を誇る「コノスル」ですが、クリスマスイブにこんなツイートを某社長が投下しました。
8年前に仕入れる際にチリのワインショップで調べてきました! pic.twitter.com/oEhV3hcQAU
— NAOTAKA.TOTSUKA@無名で旨いワインを毎日捜索 (@cellar_likaman) December 24, 2020
これを見る限り、インドミタシリーズが優れているように感じるのは私だけでないはず。
もちろん、インドミタの実力はインドミタ デュエット プレミアム ピノ ノワール 2019を筆頭に当研究所でも十二分に理解できて入るものの、王道シリーズのポジションを覆す事ができるのかは半信半疑だったので同時に飲んで確認してみました。
選んだラインはともにオーガニック認証を取っている自然派ワイン。コノスルはブレンド品種ですが、ベースは同じだろうと解釈したので、その当たり細かいことは気にせずチョイス。
先入観を持たないように、ブラインドテイスティングで飲み比べてみましたが、どちらも優劣のつけにくい同じような味わいでした。
両方とも抜栓直後は硬く取っ付きにくく、青野菜要素が印象的です。香りの強弱から、口当たりの硬さ、ボディーの重厚感、余韻の抜け方、どこを切り取っても似たような雰囲気。
あえてタイプの違いを見出すとすれば、コノスルの方は筋肉質だが柔軟で、変化はほぼ一定。インドミタは徐々に円みが増してきたように感じます。
ただ、純粋に味わいだけを切り取り、旨かったかどうか厳しい目線で答えると「両方否」
自然派ワインが苦手なわけでなく、むしろ好きなジャンルでもあるのですが、直近で飲んだ「ありえない価格シリーズ」のカベルネ・ソーヴィニヨンが優秀すぎてその残像が消えなかったのが原因(どうしても割引後の価格で比較してしまう)。舌が肥えると燃費が悪くなるので、そういった意味では下級レンジで味覚を整えとくのも庶民なら必要不可欠な要素ですね。
庶民のワインポイント
値段(小売):50点
生産地:2点
アロマ :6点
バランス :5点
余韻 :5点
複雑性:6点
買いやすさ:5点
主観:5点
総合得点:84点
庶民のマリアージュ
ピーマンの肉詰め、ビーフシチュー、焼き鳥レバー
|