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3分で高めるワイン偏差値

お勧めスパークリングワイン入門

本日は好きなお酒別でお勧めスパークリングワインを提案させていただきます。

二十歳になって、いきなりワインに行く方って少ないと思うんですよ。経済的にも。

他のお酒に比べて段違いで高いですからね。ただ、少しでも知識をインストールしてしまえば、そのコストに見合った分のパフォーマンスは十分に感じることができます。

スパークリングワインは甘さと濃さが好みに会っていることが重要。逆に言えば、そこさえ抑えておけば好みのスパークリングワインに出会えるのも難しくないということです。

ストロング勢

ネットでまとめ買いできる12本1万円以下のスパークリングセットなら何でも大丈夫です。

まとめ買いのハードルが高いかもしれませんが、缶みたいに気軽に開けれないので、飲み過ぎ防止にもなります。

それでも高いと。750mlに600円、700円出すぐらいなら、500缶を2缶買ったほうが安いと。

わかりますよ。

しかしストロング勢みなさん。胸に手を当てて聞いて下さい。 ストロング系を飲んでいる自分に罪悪感いだいているんじゃないですか。背徳感で飲むのもそれはそれで美味しいですけど、ストロング系は人生を破滅に向かわせる合法ドラックだと感じています。

現実社会から合法的フライハイしたい方は別として、脳みそ縮みますよ。私も昔よく飲んでよく記憶を飛ばしていました。そこからワインにスイッチして、救われました。みなさん、試しに1本で良いからスパークリングワインを飲んでもらいたい。何に気づいてほしいかって、スパークリングワインのアルコール度数ってストロング系より高い12%前後なんですよ。

それ飲んでみて、あっ、度数以外になんかあるなって気づいてほしいんです。きっと怖なってくると思います。

そして、飲むスピードですよね。ストロング系は喉でごくごく飲めますが、スパークリングワインはブドウ果汁100%のある意味食べ物です。一口あたりの量が少ないので、ゆっくり飲むことができます。

そりゃジョッキに氷入れてダボダボ注げばグイッと飲んでしまうかもしれませんが、100円グラスでもいいので、ワイングラスで飲んでみてください。少し濃いな、甘すぎるなって思ったら、氷で調整してみてください。

きっと「あっ、いけるんじゃね」って思うはずです。

激安スパークリングセット

缶酎ハイ、甘いカクテル勢

甘い炭酸系が好きな方にお勧めなのが「アスティ」です。

アスティとは、イタリアのワイン産地の名前なんですけど、アスティと名乗って販売されているワインは、国のルールに基づいてつくられているので、どの銘柄を選んだとしても安定感があります。

イタリアのマスカットみたいなブドウが使われていて、砂糖的な甘さではなく、果実由来の上品な甘さを味わえます。

価格は750mlで千円超えてくるので、少し高いなーと思われるかもしれません。でも考えてみてください。

旨いカクテルは熟練のバーテンダーさんに作ってもらわないと飲めないのですが、ワインはあけて注ぐだけなので、自宅でワインバーと同じものが飲めます。 アスティなら冷蔵庫で冷やして、ワイングラスで飲めばそれだけで、「うめーっ」となります。

基本的にワインの取り扱いがあるお店にはおいているのですが、アマゾンでも天使のアスティ、チンザノ、マルティーニ、ガンチアあたりの有名どころがプライム配送送料無料で買えます。是非試してみてください。

ガンチア・アスティ・スプマンテ

CINZANO (チンザノ) アスティ

サンテロ 天使のアスティ

マルティーニ アスティ・スプマンテ

発泡酒、第3ビール勢

プロセッコいっときましょう。

プロセッコもアスティと同じイタリアの大衆向けスパークリングワインでありながら、原産地呼称保護によって、製法などが定められています。

手頃なスパークリングワインでありながら、爽やかで華やかな味わいが楽しめるので、世界3大スパークリングの一つとされています。

生産量が多いので、ボトルは個性のない大量生産品といえばそれまでなんですが、コストを抑えて品質が安定しているといった点では発泡酒や第3ビールに通じるところがあると感じています。

日本ではアスティーより流通量が少ないですが、アマゾンで購入できる定番銘柄は頻繁にタイムセールやってますよ。

ヴィッラ サンディ

CINZANO (チンザノ) プロセッコ

マルティーニ プロセッコ

大手ビール勢

普段我々がなにげに売り場で見かけるプレモル、エビス、サッポロ、有識者からすれば、あの品質をあの価格で大量生産できるのは凄いらしいですよ。
その価値をわかって飲んでる人からすれば、スパークリングワインに興味はわかないかもしれませんが、その価値を分る人だからこそ、カバというスペインのスパークリングワインを飲んでもらいたい。

カヴァとは世界三大スパークリングワインの一つで、シャンパンと同じ製法を用いられてつくられた格式のあるスパークリングワインになります。先程のプロセッコがタンク内で大量に作られるのに対して、カバは瓶内で二次発酵させて炭酸を生み出すので、手間とコストがかかっています。

しかし、日本の企業はそんなカヴァを千円以下から買える努力をしてくれてます。

なんだよ、プロセッコより安いじゃんってなるんですが、プロセッコより振れ幅が大きいのがカバの魅力でもあり、少し心配な面でもあります。

すなわち、安いものはそれなりだし、高いものは1万円超えてくるものもあると。

だからどのあたりのカバを買えばよいのかが重要ですし、かといって、銘柄ピンポイントでオススメしたとしても、外れる可能性があります。

私がとりあえず試してもらいたいと思うのは、セブンイレブンで買えるアマヤ・カヴァ_ブリュットか、世界ナンバーワンカバっていわれているフレシネコルドンネグロを試してもらいたい。

冷蔵庫で冷やして飲んでみて、苦手意識がなかったら、2千円、3千円とランクアップさせて世界を広げてほしい。

激安スパークリングセットを買うと何本かははいっていますので、そちらで他のスパークリングワインと飲み比べするのもいいかもしれませんね。

アマヤ・カヴァブリュット

フレシネ・コルドン・ネグロ

カヴァ入りスパークリングワインセット

ハイボール

今までは銘柄と言うか、産地でお勧め紹介しましたが、ハイボールを飲まれている方は甘いのが苦手、辛口が好き、スッキリしたのが好きって人が多いと思います。スパークリングワインは最初にも言ってましたが、甘さと濃さが好みに合うかどうかで印象が変わります。そんなみなさんは甘辛の表記に注意してスパークリングワインを選んでもらいたい。

スパークリングワインって実は甘辛の表記がラベルに記載されていて、

辛口のブリュットから甘口のドゥーまで糖分量で区分されています。

しかし、エクストラドライって書いてるから辛口だろうと飲んでみると、実は甘く感じてしまう罠が潜んでいます。
スパークリングワインの中では中間に区切って辛口に分類されていたとしても、ハイボールを飲んでる人からすれば、甘ったるく感じるんですね。

そこでみなさんは、糖分量が限りなくゼロに近い、ブリュット・ナチュールや、ドサージュゼロという表記のものを選んでもらいたい。

ふと立ち寄ったお店で見つからないかもしれませんし、ちょっと高いなーって感じるかもしれません。

ただ、ここで覚えてもらいたいのは、ブリュットと書いてるのは辛口らしいけど、全然辛くないじゃんと思わずに、ブリュットより更に辛口の存在があるということを知ってもらいたいです。

クラフトビール勢

珍しいもの好き、常にいつもと違う銘柄が飲みたい、ワンランク上のものが飲みたい、優しい味が好き。そんなみなさんにはペットナットというスパークリングワインが激推です。私もワインの中で一番好きなジャンルです。

ペットナットはペティアン・ナチュレの略で自然派の微発泡ワインのことを指します。

どの銘柄にも個性があり、例え同じ銘柄、同じボトルだったとしても、上の方と下の方でも味が変わってきます。

天然酵母、無濾過の尖った味わいなのに優しい口当たり。ビール界隈のクラフトビールに通ずるところがたくさんあります。

値段は安いものでも2千円近くするので、気軽に買えるようなワインではありませんが、クラフトビール好きは勇気をだして飲んでもらいたいワインであります。

お勧めペットナット
ドミニオ デ プンクトゥン ランサード ペット ナット オーガニック ロゼ

お勧めペットナットセット

庶民のワイン研究所推薦

最後に私がオススメするのは「ランブルスコ」という赤のスパークリングになります。

ジャックコークやラムコークなど甘い系の炭酸が好きな方に刺さるスパークリングワインです。

ランブルスコとはイタリアの原産地呼称保護されてる名称になります。最初に紹介したアスティやプロセッコと同じですね。

甘口から辛口まであり、辛口でも一般的なスパークリングワインより十分甘いんですけど、炭酸が心地よいのでスッキリ飲めます。

食後のデザート的に飲むのもよいですし、普段赤ワインと合わせるような食事でも相性良くペアリングさせることができます。

すき焼きなど赤ワインじゃ濃すぎるって時なんかいいですね。焼き肉なんかもぴったりでしょう。

スパークリングワインといえば白やロゼをイメージしがちですが、赤のスパークリングワインこそワイン初心者の登竜門的飲み物にピッタリかもしれません。

お勧め赤泡セット

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com