ラパリーガ ダ キンタ ブランコ 2017
Rapariga da Quinta Branco 2017
参考価格:1200円
購入価格:1000円
産地:ポルトガル/アレンテージョ
品種: アリント 40%/ヴェルデーリョ 35%/アンタオン・ヴァス 25%
購入元:鬼田酒店
インポーター:株式会社モトックス
庶民のワインポイント:3.75点
以前紹介した、私がワインにハマった運命のワインの白ヴァージョン。当研究所の経験上、同じワイナリー(生産者)でも、赤(白)で気に入っても、白(赤)が残念な場合も少なくありません。
しかし、このワインは最近当研究所で評価が爆上がりのインポーター「モトックスさん」の輸入ワイン。
あくまで憶測ですが、平凡インポーターの場合、本命の赤だけを輸入したくて、価格やロット交渉に入ったとしても、交換条件で不本意なワインも仕入れてしまいがち。
しかし、優良なインポーターの場合は、交換条件を突きつけられたり、足下を見られても「気に入らないワインは仕入れない」ので、安心できます(憶測)。
すなわち、「モトックス」さんなら
だ い じょ う ぶ (ニッコリ)。
問題のお味の方ですが、予備知識なしで味わうと「2千円台の上質リースリング」に感じます。で、品種確認してみると、
アリント?
ヴェルデーリョ?
アンタオン・ヴァス?
全部飲んだことないどころか、聞いたことすらないぐらいマイナー品種。しかもバランスよくブレンドされているので、このワインがどの品種の特徴があるとか全く勉強になりません。
一応ポルトガルの主要白品種しらべてみましたが、3種どれも平凡なポジション。
しかし、そんな平凡ポジションの品種でも、ブレンド次第でここまでポテンシャルが高くとなると、インポーター云々というより、「ポルトガルワイン」が気になり出してきたところです。
庶民のワインポイント
価格:5点
生産地:3点
買いやすさ:4点
売り文句:4点
インポーターさんのページから拝借。テンプレ的なコメントに寂しさを感じますが、かなり的を得た内容。
トロピカル・フルーツのアロマがたっぷり。丸みがあり、柔らかな果実味。その一方で素晴らしい酸が存在することで、この白ワインの完成度が一段と高まっている。
https://www.mottox.co.jp/search/detail.php?id=610067
アロマ:4点
この価格帯ではありえない、香りだち。
複雑性:3点
余韻:2点
たいがくんポイント:5点
リースリングとソーヴィニオンブランの良いところを集約させたような味わいでした。
総合評価:3.75点