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イタリア/北部

ランゲってピノネロあるんだ。

ランゲ ピノ ネロ テッレ ディ カルリン ビオ 2018 マッシモ リベッティ

Langhe Pinot Neto Terre di Carlin

参考小売価格:2750円税込み

産地:イタリア・ピエモンテ州

品種: ピノネロ(ピノ・ノワール)

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

楽天スーパーセール時に購入していた鬼コスパセットからの目玉ポジションのワイン。

ソムリエ試験の勉強した事ある人なら「ランゲ」は気になってたDOCではないでしょうか。

しかし、「ランゲにピノネロなんて認められてたっけ?」なんて疑問が湧いたので、久々にソムリエ教本をチェック。一応ネッビオーロとは書かれているものの「他もあり」みたいな表記になっているので、認められてるみたいです。

ちょうど最近ピノ飲んで無かったので、メンテナンスがてら集中して飲んでみました。

注ぎたての色は明るい赤ですが、ボトルの底の方になるとオレンジっぽさが出てきます。上側と底側で色味が別物なので、自然派認証マークに説得力を感じます。

香の主張は強め。ぶどうフーセンガムとか紅茶とかシダとかキノコなど、嗅げば嗅ぐほど色々出てきます。

この日は底面から飲み始めましたが、凝縮感が強く、酸味主体の酸っぱい系テイストで「うわぁ、キツいなこれ」ってなりました。

余韻で収斂性もあり、グラス2杯目まではとっつきにくかったのですが、飲んでいくうちに舌が慣れてくるので、第一印象のキツさは全くなくなります。

そして、なんやかんや用事しながらゆっくりゆっくり飲んでいましたが、抜栓後1時間すると村名ブルゴーニュクラスとさえ思えるレベルまで昇格。

じっくり、ゆっくり飲むと真価を発揮しますよ!

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Bランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。