旨高ワイン大賞の実力

レイジー ワインメーカー！ カリニャン 2023

Quasar Wines Lazy Winemaker! Carignan 2023

参考小売価格：2480円

産地：チリ

品種： カリニャン

購入元：タカムラワインハウス（楽天）

インポーター：株式会社アドレ

毎年購入しているリアルワインガイドカレンダーを送料無料でゲットするためにワインを同梱購入。

リアルワインガイドつながりで、旨安大賞受賞ワインを選んでみました。

本来であれば千円台の旨安ワイン（特集ページ）を狙い撃ちしていたいのですが、概ね売り切れ。

かろうじて購入できたのが２千円以上のワインというわけです。

一般庶民の感覚からすれば２千円以上のワインに「安い」という感覚は芽生えませんからね。旨くても「安い」とはならんでしょう。

とはいえ、普段２千円以上のワインを定価で購入するには抵抗があるので、リアルワインガイド太鼓判は安心材料。「高旨ワイン大賞」という感覚で飲んでみました。

キャップは高級感のあるロウキャップ。

気分を上げてくれるどころか、抜栓時にボロボロとロウのカスが落ちるので減点対象。

注ぎ口に微妙に残ってしまうのも衛生的に抵抗があります。

ワインの色調は濃い目の紫ですが、重々しい濃さではありません。

香りはもっさりとしたベリー系。味わいは典型的な南仏系ナチュール赤ワイン。

というのも、ナチュールを売りにしてるお店のグラスワインで出てきそうな既視感のある味わいです。私のように飲酒ワインの１割程度がナチュールという人にはその感覚がわかると思います。

そういった意味では、南仏ナチュールの3〜4千円クラスに匹敵するので「安旨」と分別するのもありかと思います。

濃厚なのに酸味がしっかりしていて飲み疲れせず、食中ワインとしてペアリングがハマれば１時間もしないうちに飲み干せるでしょう。立体的に感じる味わいではないですが、タンニンと酸味のグラデーションを楽しめます。

ナチュールワイン縛り勢には、普段より安価に普段のワインが飲める「旨安ワイン」かと。

本日の組み合わせ

直近３日ほど箱ワインとパック酒で耐え忍んだので、今日は贅沢ワイン。旨高ワイン大賞に選ばれたチリ最優秀生産者のナチュールカリニャンにお歳暮でいただいた冷凍の和牛ハンバーグをあわせる。あぁ、貴族になりたい。#庶民の贅沢 pic.twitter.com/hofkBgppBF

— 庶民のワイン研究所・庶民のワインガイド【YouTuber】 (@shomin_wine) December 4, 2024

庶民のワインランク（詳細）

今回のワインは：Bランク （24年３月より基準改定）

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