プティ・モンド ルージュ 2020
Petit Monde ROUGE 2020
参考小売価格:1540円
産地:フランス・ラングドック
品種: メルロー、シラー、カリニャン、グルナッシュ
購入元:イマデヤオンライン
インポーター:株式会社いまでや
イマデヤさんが惚れ込んだ直輸入ワインセットからの1本。
セット物の南仏ワインは「隠れた逸材」か「売れないから入れました」の2極化が激しいのですが、「惚れ込んだ」のであれば間違いないでしょう。
6本1万円のセットなので、税抜1400円のこのワインは相当味に説得力がないと「今までの良いイメージ」が崩れかねません。誇大コピーなのか、ガチで惚れ込んだワインなのか忖度抜きでジャッジしてみます。
色調濃いめ、香りも華やか系。飲んでみるとスッキリしていて南仏感がありません。良い具合にチューニング(ブレンド)されています。通ぶって言うと「メルロ、いい仕事してるわ〜」ってところでしょうか。
映画見ながら飲んでいてハーフターンで飲み終えてしまってました。
値段感は妥当なラインなのですが、スイスイ飲める系なのに立ち位置としてワインの体裁を保っている所は凄いです。
1620年からワインを造り続けている南フランス・ラングドック地方の元貴族のワイナリー。10代に渡りワイン造りを継承している伝統ある生産者です。現オーナーであるニコラ&ミラン・ド・ロルジュリル夫妻は、環境に配慮した保全農法に徹し、ブドウの収穫は全て手摘みというこだわりをもっています。1997年よりあの5大シャトーの一つである元シャトー・ムートン・ロートシルトの醸造家を務めたベルトラン・ソーベ氏を醸造家に向かえ品質の向上に成功。2007年からは同じくシャトー・ムートンの元醸造長であるパトリック・レオン氏が加わり、その品質を確固たるものとしました。
https://www.imaday.jp/c/wine/6900
キメ細かいタンニンとプラムのような香り、落ち着きのある果実味と口当たりも柔らかいので飲み疲れず、ステーキなどのお肉料理から濃いめの煮込み料理まで幅広く合わせられます。
本日の組み合わせ
自家製ナンと、飴色玉ねぎをつくろうと失敗して焦がしたカレーにパワフルな南仏をぶつける🍷 #庶民の晩酌 pic.twitter.com/Wo3WTE3nGq
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) February 2, 2023