ペンフォールズ クヌンガ ヒル オータム リースリング
Penfolds Koonunga Hill Autumn Riesling
参考小売価格:2500円ぐらい
産地:オーストラリア
品種: リースリング
購入元:Amazon
インポーター:日本リカー
年始のアマゾン初売りセールで手に入れた、オーストラリアの名門ペンフォールズのクヌンガヒル・リースリング。
このシリーズは、同ブランドの“登竜門”ともいえる立ち位置で、「クヌンガヒル」は彼らが所有するバロッサ・ヴァレー内の栽培地の名前に由来しています。
普段ならワインは購入後すぐ飲んでしまうタイプですが、好きなブドウ品種であるリースリングだけは別。
「特別なときのために」とワインセラーの“高級だな”に寝かせていた一本です。
今回は、3日ぶりのワインというブランクを埋めるタイミングと、リースリング欲が爆発していたこともあり、ついに抜栓。
「リースリングに外れなし」、いや「2千円超えてるリースリングに外れなし」のマイルールのもと、安心して一口。
色調は淡く、ライムやレモン、そしてほのかなはちみつのニュアンス。
リースリングらしいペトロール香もふわりと感じられ、香りの立ち上がりは申し分なし。
……が、ひと口飲んで「あれ?」と思う。
酸味や尖り方は確かにリースリングだけれど、ドイツやフランス・アルザスを想定していた自分にとっては、かなりライトな印象。
甘みと酸のバランスはあるものの、どこか骨格がゆるく、全体的に水彩画のようなぼんやり感。
決してまずくはないし、むしろ美味しい部類。
でも「クラシカルなリースリング」を期待していると、少し肩透かしを食らうかもしれません。