盛田甲州ワイナリー シャンモリ
参考小売価格:1760円
産地:山梨
品種: 甲州
購入元:アマゾン
製造元:盛田甲州ワイナリー
甲州が千円台前半で売られていたら、思考を止めて買っています。
今回はアマゾンプライム感謝祭で1350円ゲット。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ2024金賞を筆頭に、フェミナリーズ2024とサクラアワード2024でも金賞を受賞。
サクラアワードは女性だけで審査される国内で有名なワインコンクールですが、フェミナーズも女性エキスパートだけで審査しているコンクールらしく、女性が好きそうなワインだということでしょう。
そもそも女性が好きそうなワインってなんなのでしょうか。
インスタグラムではキラキラしたスイーツ系ワイン女子(おばさん)が目立つものの、X(旧ツイッター)で見かける女性ワイン愛好家はアルコール猛者にしか感じません。
ビールはチェイサーぐらいにしか思ってなさそうですし、カシスオレンジよりはドライ・マティーニを好んでそうな印象があります。コーヒーなんか絶対BLACKで飲んでそうですし、
仮にですよ、「女性が好きそうなワイン」という枠組みがあるのならば、「アル中系ワイン女子」と「週にグラス1〜2杯舐める程度のほろよいでホロホロ女子」が選ぶワインは違うのではないかと思うわけです。
そういった意味でサクラアワードは「インスタ系ワイン女子が選ぶジュースワイン」なのかもしれませんし、そうじゃなければ(Xのアルコール猛者が選べば)女性という枠組みで審査する意味がないかもしれません。
実際にこのワインも尖った要素がまったくなく、「あー、女性が好きそうってなんかわかるわ」とフェミニストから怒られそうな感想が出てくるわけです。
ただ、改めて言語化しようとするとフルーティーだとか、ほんのり甘いだとか、それもまた違うなとは思いますし、ダイバシティー時代に「女性」という大きな枠組みで好みを決めつけるのが難しいのではないかと感じるわけです。
アルコール猛者であるワイン好き女子が好きそうな甲州だと、苦みやピリ辛さ、あとは酸味も求められますよね。逆にワインに慣れてないとそういった味わいは嫌悪されますからね。
まぁ、このワインは一言でいうと「飲みやすい」に集約されるのではないかと。
「飲みやすい」って何なんだ!!ってdip系の人たちからの屁理屈が聞こえてきそうですが、頭使わずにコメントしようとすると使いやすい常套句ですよね「飲みやすいワイン」って。
言い方買えると「面白みにかける」なんて言い方もできますけど、曖昧で抽象的で便利な言葉です。