ルイ ヴェイエ ブリュット シャンパーニュ
LOUIS VEILLE BRUT CHAMPAGNE
参考価格:3390円
購入価格:1980円
産地:フランス/シャンパーニュ
品種: ムニエ/ピノ・ノワール/シャルドネ
購入元:リカオー
インポーター:株式会社ルミノ・ヴィーノ
庶民のワインポイント:3.75点
新年はシャンパーニュじゃなくて、「甲州スパークリング!」なんて物申しましたが、ワイン愛好家としては、祝酒として絶対に外せないのが「シャンパーニュ」でもあります。
庶民の懐事情としては、普段抜栓するのに勇気や口実が必要なだけに、「新年」ってキーワードをうまく利用して飲んでしまおうといったわけです。事実、前回当研究所で開けたシャンパーニュは9月まで遡ってしまいます。
とはいっても「一人で飲むのに4千円、5千円もかけるのは愚の骨頂」。
そんな中、近所の酒屋に2千円以下でシャンパーニュ売ってたら買っちゃいますよね。
今回は禁断のリピートワイン。あえて前回の感想を確認せず、体調万全の朝いちテイスティングで挑みます。
栓を抜いた直後に漂う力強いナッツ香。滝のように湧き上がるきめ細かな泡。このあたりは、さすがシャンパーニュ的な美観で気分は最高潮。
しかし、味わいの第一印象は平凡。
持続性の高い味わいが、逆に重たく感じテンションは下向。
去年のイメージなら、格安でもシャンパーニュはシャンパーニュ、腐っても鯛。なんて純粋な気持ちで受け入れていたのですが、バラエティ豊かなシャンパーニュ以外のスパークリングを経験したことによって、「スパークリングでも飲む場面でタイプを変えなくてはいけない。」ことを認識したわけです。
例えば、朝一にソーヴィニオンブラン系の白ワインは美味しくいただけますが、コテコテ樽熟成のカベルネ・ソーヴィニヨンなんかは、気が引けますよね。
これはスパークリングでも同じ。
白ブドウベースで軽やかに仕上がっているスパークリングは朝一番でもいけますが、重厚感のあるシャンパーニュはいくら発泡性があっても「うぅ」ってなっちゃいます。
とは言いつつも、朝一であけたこのシャンパーニュ、昼前には完飲しました。結局「うぅ」ってなったのは初めの一杯だけで、胃が受け付けた後は美味しく頂けましたよ。
庶民のワインポイント
価格:4点
生産地:4点
買いやすさ:3点
売り文句:3点
改めて読むと、どんなシャンパーニュでも当てはまってしまうテンプレート的コメントに感じます。確かに、典型的な味わいと言えばそうなんですが、
輝きのある深い黄金色。
https://item.rakuten.co.jp/ricaoh/191814/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_1_10000645
美しくフレッシュで力強い果実のアロマ。
熟した果実香が丸みをもたらし
とてもバランスの良い仕上がりとなっています。バイヤーがフランスへ買い付けに行った際にこのシャンパンと出会いました。泡は繊細できれいな酸と熟した果実香が非常に良いバランスを保ちます。
アロマ:4点
複雑性:4点
余韻:4点
たいがくんポイント:4点
モエとかクリコと比べるのはナンセンスですが、知名度抜きで考えると価格アドバンテージが大きすぎます。
総合評価:3.75点