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・テイスティング日記

新年ワインはシャンパンじゃなくてこれ!

マンズ 酵母の泡 甲州

参考価格:1500〜2000円

購入価格:1980円

産地:山梨

品種: 甲州

購入元:リカオー (店頭)

製造元:マンズワイン

庶民のワインポイント:3.37点

新年の祝酒にはシャンパーニュ。

そう思ってた時期も確かにありました。

一人で新年を祝うならそれもよし。当然、ワインクラスタの集まりでもシャンパーニュで間違いないでしょう。

しかし、親戚の集いなんかはどうでしょう?

一般的な認識では、泡が出てるワインはすべて「シャンパーニュ」。ケチってフレシネ コルドン・ネグロあたりチョイスしてもあながち間違いではないですが、ワイン愛好家としては寂しいところ。

仮に、

「グランクリュでミレジメのブラン・ドブラン。しかも、レコルタンマニピュランでヴァンナチュール、さらにノンドサージュ。デゴルジュマンやピュピトルは職人の手作業。さらにアドヴォイケイドやスペクテーターでは95点以上高評価を得ている幻のシャンパーニュ持ってきました(ドヤぁ)」

なんて説明しても、「ふーん、ハイボールの方が美味しいじゃん。濃いめで注いで!笑」

って言われるのがオチ。

実は去年失敗したんですよね。1万ぐらいのロゼシャンもっていったら、ジュース飲みされて一瞬で無くなっちゃった寂しい思い出。

そこで、今年は反省しました。なんせ、日本ワインスパークリング売上NO.1のマンズ 酵母の泡 甲州。間違いようがない選択。

ボトルを見せた瞬間に「あっ甲州って聞いたことあるわ」

そうなんですよ、日本で一番有名なワイン用のブドウなんですよ。よくご存知ですね!

抜栓『ポンッ』した直後「うぉーシャンパンじゃん」

あっ、バレちゃいました。でもこれはスパークリングワインって言って、シャンパンではないんですよ。なんかシャンパンってフランスのシャンパーニュって地方で造られたスパークリングワインらしいですよ。私も最近本見て知って驚きました!

一口飲めば「飲みやすいねこれ、イケルわ」

ホントですね。なんかすぐ無くなっちゃいましたね。では、シャンパーニュも持ってきたんで飲んでみましょう。

「えっ、シャンパーニュって、さっき言ってた手掴みで厳しいAOCの基準を満たし、一定水準の熟成期間を得て、天才ブレンダーたちが、栽培条件に左右されずに毎年同じ味わいに仕上げてくる奇跡の飲み物なんでしょ。凄い感動やわ。」

って流れになっちゃうわけです(ちょっと話は盛ってますが)。

話それましたが、この甲州スパークリングなかなかの実力でしたよ。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:4点

生産地:3点

買いやすさ:5点

売り文句:5点

テクニカルシート公式ページにあったんで貼っときますね。

https://mannswines.com/wp/wp-content/uploads/2019/03/mannswine_technicalsheet_018.pdf

アロマ:2点

複雑性:2点

余韻:1点

たいがくんポイント:5点

話題性と飲みやすさと言った点で、万人受け間違いなし。

総合評価:3.37点

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。