ロリアン 勝沼甲州 2019 白百合醸造
L’ORIENT Katsunuma Kosyu 2019
参考小売価格:2035円
産地:山梨・勝沼
品種: 甲州
購入元:Cave de L NAOTAKA(楽天)
製造元:白百合醸造所
ポッドキャストでも度々語っていますが、今年は日本ワインを中心に飲んでいこうと意気込んでいます。
日本ワインといえば割引があまりされないので、選び方だったり、買うタイミングがイマイチ掴みきれてません。そんな中、今回購入したのはCAVE de L NAOTAKAの店主が惚れ込んだ日本ワイン5本セットという触れ込み。
日本ワインで「おっ」っと思った品種が例外なく変化球タイプだったため、甲州やマスカット・ベーリーAと言った王道品種は避けておりました。
今までに染み付いたパッとしない印象が捨てきれなかったんですね。
そんなわけで、百戦錬磨の店主さんが気に入った王道品種ならば、ある意味諦めがつくといいますか、これで気に入らなければ「単に好みではない、好きにはなれない」ということ。
セットの5本中3本が甲州なので、この機会に向き合ってみます。
まずはセット写真のセンターに陣取った雰囲気のある甲州から。
勝沼産で聞こえは良いですし、デザインからただならぬオーラが出ております。定価2000円と日本ワインの平均的な価格からすればお安く、それでいて白百合醸造所さんのフラグシップワインだそうなので、このワインを飲めば白百合醸造所さんを判断できるということでしょう。
日本食を食べるタイミングで開けてみました。
香りはニュートラル。ピリ辛柑橘系ですが、味わいもニュートラル。極辛口の日本酒や、高級な杜仲茶を食事のお供にしてるような感覚でしょうか。あくまで主役は料理と言わんばかりの名脇役として食卓に彩りを添えます。
ヨーロッパの模倣ワインが汎用するなか、これは日本でしか味わえないといった意味で「甲州」という品種のポジションを再定義する必要があります。
「ワイン」として考えるから卑下してしまいがちですが、「甲州」って飲み物と考えると飲み方が変わります。あくまで日本食のお供。そういった意味ではワインを飲まない人にも冷蔵庫に常備させて欲しい「飲み物」といえますね。
本日の組み合わせ
お刺身にもピッタリですが、とんかつとのペアリングが秀逸。ポン酢、醤油、白だし系との相性もよいですよ。
お刺身中心の和食に白百合醸造さんのフラッグシップワインをあわせる。甲州でも魚の生臭さ出るタイプがあるのですが、このワインはキレイに調和😋 #庶民の晩酌 pic.twitter.com/4u1ZDIHarr
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) February 7, 2023
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Bランク
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