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・テイスティング日記

南アの新酒もヌーヴォーって呼びます!

KWV ケープ・ヌーヴォー・白 2023

KWV Cape Nouveau White Wine

参考小売価格:1210円

産地:南アフリカ

品種: シュナン・ブラン

購入元:アフリカー

インポーター:国分グループ本社株式会社

2月にアフリカーさんで購入していた南アフリカの2023年できたてほやほやワイン。

購入価格は税抜き3桁。

過度な期待をしていない分、食指が伸びず2ヶ月間セラーの肥やしになってました。

とはいえ、我が家のセラー内は基本ソレラシステム(詳細解説はワインリンクさん)で稼働しているので、順番が回ってきたわけです。

アボガドマグロレモン汁仕上げを食べるタイミングで登板させてみました。

色調は薄く、香りは清涼感のある柑橘系。グレープフルーツにハーブっぽいニュアンス。これまさにソーヴィニヨン・ブラン。

実際はシュナン・ブランなので、驚きといいますか、シュナン・ブランってシャルドネに近いタイプと思ってたので衝撃的です。

種の苦みやキレキレの酸味。こんなシュナン・ブランもあると知ると、ますますブラインドでワインを当てるなんて「まぐれ」でしかないと言えます。

そりゃまぐれの当たる率は経験と知識で高くなるのでしょうけど、ある一定の経験値を超えると引き出し(選択肢)が増えすぎてビギナーズラックの人たちに負けてしまうと思います。

そこそこの権威が出てきた人たちが、オープンな場でブラインドをしないのは(出題者に回って高みの見物)そういった理由があるかもしれませんね。

ともあれ、このワイン、税抜き3桁としてはありえない美味しさです。お世辞にも2千円だせるとは言えませんが、最高に美味しい千円ワインです。

全くアルコールを感じないのに13%の度数は鳥肌ものです。悪い学生がカシスオレンジを濃いめに作って女の子に飲ませるなんて昔ありましたが、そういった意味でこのワイン、学生飲み会で大活躍しそうです。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Aランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com