アーウィン・ウィンクラー グリューナー・フェルトリーナー 2018
Erwin Winkler Gr?ner Veltliner Ried Vordernberg 2018
参考小売価格:2420円税抜き
購入価格:1500円ぐらい(まとめ割、サマー割、ポイント値引き)
産地:オーストリア > クレムスタル
品種: グリューナーフェルトリーナー
購入元:フィラディス
インポーター:フィラディス
グリューナー特集2本目。
初日はモトックスさんのベートーベンワインだったので、今度はフィラディスさんの看板ワインをチョイス。
昨年度も一度購入してはいるものの、ヴィンテージ違いなので、特別にリピート。わりと好印象だった記憶があるので、安心感をもってテイスティング。
色調は薄く、粘性も軽め。しかし見た目とは裏腹にアルコール度数は13%と、白ワインとしては平均的数字が示されておりました。
冷蔵庫温度から飲み始めたので、最初は柑橘系フルーツのニュアンスしか感じ取れませんでしたが、温度が上がるにつれミネラル要素も姿を表してきます。
飲んでいてマイナスの要素は一切なく、清涼感がありながら、骨格もしっかりしていて、定価2千円クラスも納得のクオリティ。爽やか系でありがちな水っぽさもありません。
問題は1本目と比べてどうかと言う点ですが、味わい自体に乙甲つけるのは難しく、「輸入元の看板ワイン」といったコピーを考慮するとこちらに軍配を付けたくなります(ただし点数は別)。輸入と販売を兼務してるが故に購買意欲を掻き立てるサイト構成なので、当然といえば当然なんですけどね。
庶民のワインポイント
値段(小売):41点
生産地:3点
アロマ :5点
バランス :8点
余韻 :4点
複雑性:6点
買いやすさ:3点
主観:6点
総合得点:76点
庶民のマリアージュ
フィラディスさんが割と庶民的提案をしてくれてるので、印象しときますね
このワインの印象、一言で語るならば「みかん」ですね。口に含んだ瞬間、早生のみかんの甘酸っぱい感じと、あの甘い香りが一気に広がりました!さて、このワインは香りの段階からとにかく柑橘類が次々に浮かびます。ライム、レモン、グレープフルーツ・・・そして更に丁寧にアロマを取っていくと、そこに白桃やパッションフルーツ、白コショウの芳しい香りを見つけるはずです。
https://firadis.net/item/717.html
口に含むと、フレッシュ&フルーティ(陳腐な言葉ですが)な味わいが勢いよく、元気に広がる感じ。アフターにも、柑橘類のリフレッシュ感が長く残っていました。僕はこのワインを自宅で楽しんだ時に思いつくままに色々な料理と合わせていったのですが、その中で特にお勧めしたいのが
●焼き椎茸+ポン酢
●豚しゃぶ(脂身の多い部位がおススメ)+ポン酢
つまり、とにかくポン酢との相性がすごく良いということ。ポン酢の酸味、食材の甘みを、ぐんと拡げてくれる印象のマリアージュでした。その他、和食との食材では素晴らしいマリアージュ能力を発揮するワインですよ。