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オーストリア

偉人ワイン、ハズレない説。

グリューナー ヴェルトリーナー ベートーヴェン 第九 

Gruner Veltliner Beethoven No.9

参考小売価格:1900円

産地:オーストリア/ウィーン

品種: グリューナー・ヴェルトリーナー 

購入元:かめや

インポーター:モトックス

Gruner Veltliner Beethoven

ブラインドテイスティングコンテストも近くなってきたので、そろそろ出題されそうな品種に絞り込んで特訓していきます。

今回はオーストリアの主要品種である「グリューナー・ヴェルトリーナー 」。

昨年度の購入本数が2本。今年に限っては1本目の購入と、馴染みが少なすぎるので、この機会に「モトックス」と「フィラディス」で5種類買い揃えております。同じような価格帯なので、必然的に「モトックスVSフィラディスのオーストリア対決」と言ったところでしょうか、、、

さて、今回のワインはラベルにベートーベン。ワイン名も第九と「交響曲第9番」を連想させるので、一応音楽を流しながら飲んでみました。

色調は薄グリーンで、香りも見た目の印象そのままの爽やか柑橘系。

飲んでみて一言。

「あっ旨」

アロマの印象からは水っぽいフルーツ系と身構えておりましたが、ミネラル要素を主軸としながら苦味と酸味のバランスが均衡に保たれており、バランスが綺麗。

モトックス さんが説明する「エレガント」さや「余韻」はありませんが、複雑な要素が絡み合った価格以上のリッチ感は味わえます。

はっきり言って今年度の殿堂入り候補とまで言いたいですが、今後スタンバイしている他のグリューナー全て味わった後に再評価したいと思います。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):46点

生産地:3点

アロマ :6点

バランス :9点

余韻 :4点

複雑性:7点

買いやすさ:3点

主観:7点

総合得点:85点

庶民のマリアージュ

ウェブや書籍で著者や販売元が提案する、ワインと料理の組み合わせは概ねって手の込んだ料理や、名前が横文字の気取ったメニューばかり。実際に再現できるのは富裕層の料理上手な専業主婦か、ガチで料理が趣味の人ぐらいではないでしょうか。

そんな悩みを解決すべく、当研究所では、毎日投稿したワインで身近なマリアージュを成立させます。実際に試しているわけではないですが、ワインの味わいからしっかりイメージを捉えますので、大きく外すことは絶対にありません。すなわち、「個人の主観です!」なんていいわけはしまませんよ。

では、さっそくこのワインに合う食べ物を提案させていただきます。

  • スーパーのパック寿司
  • シーザーサラダ
  • 生春巻き
  • 枝豆
  • バンバンジー
  • ミックスサンドイッチ

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。