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スペイン

シャンパンより旨い

マス シャロット エノテカ グラン レゼルバ ブリュット

Enoteca GRAN RESERVA

参考小売価格:4840円

産地:スペイン

品種: チャレロ、マカベオ、パレリャーダ、ピノ ノワール

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

注目の新シリーズ「泡鬼コスパセット」の目玉ワイン。

正直なところ、泡鬼の目玉はシャンパンじゃないと訴求力弱いなぁ〜と感じておりました。

とはいえ、鬼コスパワインセットの醍醐味は、普段出会えないようなワインや、自分では選ばないような個性的なワインを格安で体験できること。

そう考えると、スタンダードで味の想像が容易いシャンパンよりも、ピノ・ノワールがブレンドされた長期熟成のカヴァのほうが面白みがあるのではないでしょうか。

少なくともカバを10万ミリリットル以上飲んできた私でも味の想像ができません。

それもそのはず、生涯で3千円以上のカバなんて3リットルも飲んできていないからです。

果たして安カバの延長線上にある味わいなのか、未知の世界が広がっているのか、楽しみすぎて到着後真っ先に目玉であるこのワインを飲むことにしました。

まず香りが非常に強いです。

胸辺りの距離でグラスに注ぎましたが、しっかり香りを取れます。グラスに鼻を突っ込んでクンクンなんてする必要ありません。同価格帯のシャンパンより確実に格上です。

ただ、気合を入れて歯磨きして飲んだため、一口目は苦辛に感じます。コーヒーなんかは歯磨き後が一番美味しく感じるのですが、ワインはダメですね。歯磨き粉の後味がどんなに残らないように口をすすいでもワインの味を壊します。

緊急でナッツとチーズをかじりつつ、そこからはもうグラスが止まらない。

強炭酸で噛みごたえもあり、クリーミーで濃厚。これは食べ物ですか?と勘違いしてしまうほどボリュームを感じます。

安カバの延長線上にありつつ、誰が飲んでも高カバだと認識できるリッチでエレガントな味わい。

これからは安シャンより高カヴァに喜びや価値を感じてしまうかもしれませんね。

本日の組み合わせ

食前と食後

庶民のワインランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com