ドメーヌ・ゴベルスブルク・グリューナー・ヴェルトリーナー 2019
Domaene Gobelsburg Gruner Veltliner 2019
参考小売価格:1950円
産地:オーストリア/ニーダーエスターライヒ州
品種: グリューナー・ヴェルトリーナー
購入元:かめや
インポーター:モトックス
オーストリアのグリューナーヴェルトリーナー飲み比べ3本目。
1本目はエチケットにヴェートーヴェン、2本目はフィラディスの看板ワインと特徴的だったのですが、今回はこれと言った特徴がないので、味わいで勝負して欲しい所。
外観は今までの薄イエローと違い、ハッキリと緑が認識できる黄緑。
香りも今までに感じた柑橘系フルーツではなく、ハーブや白花を主体とした、フローラル系なので、3本目にしてグリューナーとは何なんだ沼に落ちてしまいます。
飲んでみると、泡がないのに微炭酸を感じる不思議な液体。舌先にピリリと感じる心地よい酸味が、薄味をうまくリカバーしておりますが、果実味を感じにくいため安っぽさは否めません。
冷蔵庫温度で飲み始め、13度ぐらいまで味わってみましたが、安っぽく感じたのは冷えすぎが原因でした。
適温は11度前後で、その辺りだと骨格もしっかりしており、ふくよかな印象に変化。それでも設定価格なりの印象なので、費用対満足度は低め。しかし、タイプ的には料理と一緒に楽しむワインなので、一概にジャッジできないのですけどね。
甘さは感じにくく、糖度系で測ってみても5.6度と辛口タイプ。
ちなみに、糖度系を買った当初は全てのワイン測定するつもりでしたが、十中八九が自分の予測と同じになってきた為、面倒になっておりました。
しかし当研究所の師範である方が、小数点まで確認してなんぼとご教授を頂いたので、再度適正数値を測ろうと思った次第であります。
庶民のワインポイント
値段(小売):45点
生産地:3点
アロマ :5点
バランス :6点
余韻 :3点
複雑性:6点
買いやすさ:3点
主観:3点
総合得点:74点
庶民のマリアージュ
このワインは「前菜と軽く合わせるタイプ」なんて言ってしまうと「コース料理を前提として考える貴族」っぽくなるので、当研究所っぽく提案させてもらうと、かっぱえびせん、白菜の漬物、アジフライ、グリーンカレー、筑前煮って感じですかね。。