ベリンジャー コメモラティブコレクション ピノ・グリージョ
Beringer Commemorative Collection Pinot Grigio
参考小売価格:880円
産地:アメリカ
品種: ピノ・グリージョ(ピノ・グリ)
購入元:セブンイレブン
インポーター:サッポロビール株式会社
最近評価うなぎ上りのセブンイレブンのワインですが、なんとアメリカの有名ワイナリー「ベリンジャー」が千円以下であるではないですか。
以前ソムリエ協会のセミナーで「ベリンジャー」の存在を知りましたが、比較的高価なワインを造っているところだと勘違いしていたので驚きです。
しかし、ベリンジャーって有名だからと安直にに「カベルネ・ソーヴィニヨン♫」や「ピノ・ノワール♫」に手を出すと嫌な思いをする可能性があります。
そうなると様子見は必然的にニュートラルな品種(個性の薄い)ものから試したくなるのですが、そういった目的として「ピノ・グリージョ」は最適解であるといえます。
税込み千円以下のスクリューキャップ。エチケットのデザインも美味しそうな雰囲気だしているので、食中ワインとして登板させました。
飲み始めは冷蔵庫温度からスタート。
色はピノ・グリらしいピンクや銅の雰囲気でピノ・グリであることはまちがいありません。香りはワンコイン白ワインにありがちなカルキ臭と薄いポカリスェットのニュアンス。
良く言えばシトラスとか白い花とかでてくるんですが、安ワインの香りなのであまり上品な言葉は使いたくない所。
飲んでみると想像以上にニュートラル。突起した所がなく、スッキリ、あっさりしていて水のように飲めます(多少の骨格はある)。
ワインとして飲むなら物足りなさありますが、食事中のお茶代わりとして飲むなら完璧に仕事してくれるので、迷ったらピノ・グリって考えでも良いでしょう。
ピノ・グリージョの自然な色を維持するためにスキンコンタクトをできるだけせずに圧搾し、低温管理の下で発酵を行うことで、輝きのある、そして果実味豊かな味わいに仕上げました。
https://www.sapporobeer.jp/news_release/0000009271/
注意:当研究所では、高級ワイングラスを利用し、適性温度でテイスティングしております。冷蔵庫温度や常温のワインをマシンメイドグラスで味わった場合とは感じ方がかわりますので、その辺り差し引いてご閲覧ください。
本日の組み合わせ
金目鯛のお刺身を中心とした和食。どのメニューにも寄り添ってくれる懐の深さ。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない