Amaya Cava Brut Reserva
セブンイレブンの人気ワインを1年ぶりに飲む
参考小売価格:980円ぐらいだった気がする
産地:スペイン・DOカバ
品種: カヴァ3兄弟だと思う
購入元:セブンイレブン
インポーター:株式会社都光
研究所というブログでの建前上、同じワインを購入するのは極力さけているのです。
しかし、このワイン、別格です。約1年以上前に飲みましたが、ワイン初心者におすすめする1本として殿堂入りさせています。
スペインのカヴァという原産地呼称なのですが、シャンパンと同じ製法で造られているスグレモノ。シャンパン製法は別名瓶内二次発酵と呼ばれており、酵母の働きによって瓶内で炭酸ガスを生み出します。ガス注入式やタンク内発酵に比べると手間暇やコストがかかるため、高品質スパークリングの目安となります。
そんなワインがコンビニで千円以下で買えるって凄くないですか。
ワインショップで普通に買おうとしたら安いものでも千円超えてきます。通販のセット物なら千円以下でも手に入りますが、「定価」で千円以下はそうありません。
そして、去年の頭にこのワインの存在を知ってからというもの、安定した供給量に驚かされます。全国のセブンイレブンに高確率で在庫切らさず陳列されているのです。
庶民のワインに求めるものはここ。
いつでも誰でも気軽に変えるワインこそが、「庶民のワイン」として名のれるのではないでしょうか。
もっと言えば、このワイン、レゼルヴァといって、ワンランク上の冠をかぶっています。簡単に説明すると、レゼルヴァを名乗るためには最低15ヶ月の瓶内熟成が必要なのです。
一年以上も瓶内で寝かせるって、置き場とかの在庫コスト考えるとその価値がわかるでしょう。
そんな、ウンチクを知ってから飲むと、美味しく頂けるに決まってますよね。
これがワインマジック。
実際に美味しいんですけど、はじめてスパークリング飲む人には、このあたりの洗脳が必要だったりします。
「美味しいですよ〜」なんてススメても、気軽にビールジョッキや、うがいコップなんかで飲まれると「それは違う!」ってなりますからね。
果実由来の蜂蜜要素だったり、噛みごたえのあるきめ細やか泡だったり、そういった要素を口の中で転がしながら飲んでこそ、このワインの真価がわかるというもの。
冷蔵庫で冷やして、シャンパングラスで優雅にいただく。今から暑い季節に突入しますが、冷蔵庫に常備したいスパークリングワインですよ。