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フランス/ボルドー地方

テーマなきボルドーワインに飲む価値はない。

ムートン・カデバロンフィリップ・ド・ロスチャイルド /MOUTON CADET BARON PHILIPPE DE ROTHSCHILD

購入価格:1320円

産地:ボルドー

品種:不明

購入元:エノテカオンライン

安物ボルドーワインは総じてハズレが多いのですが、エノテカブランドを信じて購入しました。だって、訳ありセールだったんだもん。。。。

まぁ、私ごとではありますが、ワインを嗜む時間が長くなるにつれ、買うワインにテーマを求めてしまいます。

テーマとはざっくり言うと、地域や品種。

それを考慮すると、ボルドーワインは特性上、何種類かの品種をブレンドしているため、品種の特性を楽しむよりは、シャトー(ワインの製造元)の個性を掴んでいくことになります。

しかし、しかしですよ。庶民の経済力を考えると、シャトーごとの個性を探求していくには、あまりにも時間とコストがかかってしまう。。。。となると、ボルドーワインは買うなら最低限、地域ワインに特化したワインを選びたいところ(例:メドック、ソーテルヌ、ポムロール、サンジュリアン等)。

すなわち、このワインは、ボルドーの大きな、ヒローーイ範囲のどこの畑で取れたかわからないようなぶどうを使っているワインを飲んでも、何も感じることができないのです。

端的に言うと、このワインを飲んで味を覚えたとしても、次に活かせない。となると、いくら安いからといってもこのクラスのワインを買うぐらいなら、クラフトビール飲んだ方がマシだと言うこと。

とだらだら述べてきましたが、味が良ければそんなことは言いませんよね( ̄ー ̄)

現に、もうエノテカサイトでも販売していないので、まぁ、そういうことですよ。。。

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。