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出張報告

自然派ワインを堪能する会

コロナ禍において活動を自粛していたここ1〜2ヶ月ですが、世間の風潮的に「そんなの関係ねぇ」感も少なからず出てきた気がするので久々のワイン会記録。

今回は、ポッドキャストで何度も登場しているイケアキ先生宅にお邪魔して自然派ワイン会。最近ディオニーセットドイツワインセットを飲んでいると、飲みやすく整えられたワインより、味が想像できない自然派ワインに好みがシフトしてきた背景があります。

そして、宅飲みワイン会の最大の魅力は、主催者がワイン代を購入価格で割り勘提供してくれるところ。イケアキ先生には申し訳ないのですが、長く居座り赤字レベルまで飲み付き合ってもらいました。

5人、4時間でワイン7本+ブランデー1本と日本酒1本。

どさくさに紛れてポッドキャストのブラインド収録もさせてもらい、至れり尽せりな会なので、しっかりとフィードバックしていきます。

フラソワ・ブランシャール ノ・ファ・サ ブラン

François Blanchard No Fa Sa Blanc

参考小売価格:2500円ぐらい

産地:フランス・ロワール

品種: ゲヴェルツトラミネー, シャルドネ

インポーター:日仏商事株式会社

庶民のオフ会(未記録)でも出てきた池本会定番の1本。ゲヴェルツトラミネールとは思えない不思議な味わいは、いつ飲んでも驚かされます。

この日はワインを普段全く飲まない「ハイボーラーOKIMOTOくん」が初参加したのですが、一口目から目を丸くするほどの満足度。ワイン舌以外の人が飲んでも理解できるクオリティに、池本センスを感じずにはいられない。

サヴニエール・アレナ ドメーヌ・モス 2018

Domaine Mosse Arena

参考小売価格:5500円ぐらい

産地:フランス・ロワール・サヴニエール

品種: シュナン・ブラン

インポーター:有限会社ヴァンクール

セイバーメトリクス的には2番打者に最強のバッターを置くのが最近のトレンドだったりしますが、ワイン会もその法則に従ったほうが幸せになれる可能性があります。

なぜなら、後半にいいワインを持ってきても、程よく酔ってしまい、雰囲気に流されて正当な味わいをキャッチできないからです。

すなわち、通常のワイン会なら「最強のワインは2番目か3番目」に飲むのが建設的。そんな話を普段からしてたかしてないかは、さておき、池本会でもすんごいのが登場しましたよ。

AOC「サヴニエール」ドメーヌ・モス

ちょっとワインを勉強した一般庶民なら、このワードが放つインパクトで興奮は抑えられないはず。そして、生産者名をなかなか覚えられない私にとって、「モス」というわずか2文字で完結する名前は、マクドナルドって名前と引っ掛けて覚えることで二度と忘れることはないでしょう。

ビオディナミの伝道師、「ニコラジョリー」のサヴニエールを飲んだことのあるソムリエが言うには、遜色ないかもとのこと。

トリフォール・ジャングレ ドメーヌ・ボールナール

Domaine BORNARD Triffaut le Ginglet SET

参考小売価格:5000円ぐらい

産地:フランス・ジュラ

品種: トゥルソー

インポーター:有限会社ヴァンクール

最強の2番打者をおけるのは、あとに控えるワインに自信があるからこそ組める攻撃的布陣。

ジュラ地方のワインって、一般庶民の買い物リストには絶対に入ることのできない貴族のワイン。

トゥルソーとか飲んだことある人どれぐらいる?

テキストだけに存在する幻の品種ぐらいのレアリティを抱いておりましたが、めでたく初体験。

なんとなくピノ・ノワールっぽさがアリながら、田舎っぽいモサッとした洗礼されてない感が逆にグッド。

ブルゴーニュ好きやボルドー好きには受け入れられなそうですが、私はあえて貴族にはジュラワインを押していきたいです。

ル・プティ・ドメーヌ・ド・ジミオ

Cuvee Rouge Fruit Le Petit Domaine de Gimios

参考小売価格:4500円ぐらい

産地:フランス・ラングドック

品種:ミュスカ・プティ・グレン、テレット、サンソー、カリニャン、グルナッシュ、アリカント

インポーター:有限会社ヴァンクール

生産者名に疎いわたしでも「ドメーヌ・ド・ジミオ」ってなんか聞いたことのある有名生産者。

このワインは私好みではなかったものの、他の参加者の意見は上々。

時間が経てば立つほど化けるとソムリエが言っていたのですが、このあたりで酔いも回っており、記憶はおぼろげに。。

アンドレア・ティレッリ ニビル

NIBIRU / ANDREA TIRELLI 

参考小売価格:3500円ぐらい

産地:イタリア・ピエモンテ

品種: ニビル(ドルチェットのクローン)

インポーター:日仏商事

ニビルなんて品種きいたことありますか?

説明によればドルチェットのクローンらしいのですが、獣感と甘さが交錯する3千円ワインと思えない破壊力。

はっきり言って私は一番好きなワインなのですが、ここでも意見がわかれ、このワインをイマイチに感じた人もいました。

意見交換の末、分かったのが【酸味をどう捉えているか】

私は酸味が低いのが好みで、逆に酸味がないと安っぽく感じる人もいるってこと。

これも飲む場面やタイミングで感じ方が変わるのですが、自分ではバランスが整っていると感じても、5味バロメーターは個々の感性で全然違ってたりします。安直なワインブログ書いてきてる身としては反省すべき点ですね。

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マール・デュ・ジュラ ドメーヌ・ビュロンフォッス

Domaine Buronfosse Marc du jura

参考小売価格:6000円

産地:フランス・ジュラ

品種: シャルドネ、サヴァニャン、プールサール、ピノノワール

インポーター:ディオニー

この日はバレンタインということもあり、デザートのチョコレートケーキを頂きました。普通はこのあたりでコーヒーでも飲むんでしょうが、飲みだしたら壊れるまで飲みたい性分。

もう言葉はいらないでしょう。

コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・レ・モラット

Cotes du Jura Chardonnay Les Molates

参考小売価格:3500円ぐらい

産地:フランス・ジュラ

品種: シャルドネ

インポーター:ディオニー株式会社

フランスではデザートが出たタイミングは帰ってほしいのサインらしいのですが、泡を飲まなくては帰れないのが私の悪癖。

私が後半に泡をせがむことを予測していたようで、会の始まる前から泡は無いと釘をさされていたのですが、私以外の参加者が全員帰ったあと、スッキリしたもの飲みたいとせがみ、出してもらったone more wine。

いや〜美味かったっすよホント。シャルドネ締めもなかなかアリやなって思える新境地が開けました。

まとめ

ちょっとワインに慣れてきてる人が見ると、この池本ワインセンスがどれほど高いものか分かるはず。

驚きの良心的会費と、自分の図々しさに、今心を痛めつつも、8時間目のワインの授業で自然派談義をオファーする抜かりのなさ。

そして、次回podcastは番外編「ブラインドテイスティング」でこの池本会の一部を配信。

乞うご期待です!!

ABOUT ME
井原大賀
〜ワインをより多くの人に〜GrapeJapan合同会社代表| ソムリエ協会認定講師|ワイン評論と音声メディア運営| 人と時間に縛られない田舎暮らし