毎月1日は楽天市場のワンダフルデー!(ショップ別の割引クーポン配布)なので、ワインの買い時。
当研究所の方針では、6月に福袋を3セット購入したので、今月は無難に「うきうきワインのシャンパンセット」と「都光のシャブリセット」をクーポン利用で購入し、高みの見物をしておりました。
すなわち、予算的にも福袋は完全回避。
見えない種類がわからないワインより、自分のテーマに沿った買い物ができたことで、変な満足感に浸っておりました。
ところが夕方に状況は一変。
衝撃のツイートに激震がはしります。
今日の福袋ちょっと紹介しちゃいます。
ナオタカ
赤福袋はマルゴー格付3級の金ラベル2014と1.5万ブルネロともう1本。
3本合計金額は過去最高額かも😊
白福袋はフィ、ムル、モンのブルゴーニュ3本!
泡は熟成シャンパーニュ&熟成イタリアン&もう1本!
今月もとばしてます!#福袋 pic.twitter.com/m3BbrtZne6— NAOTAKA.TOTSUKA@無名だけど旨いワインを探す人 (@cellar_likaman) July 1, 2021
正直この時点では、「こんな事で引っ張られるようじゃ、お金と置き場所がいくらあっても足りない」なんて回避する予定でしたが、決定打がコレ。
毎月呟くのもどうかな・・・って思ってたんですが、あんまり売れてなくて、我慢できなくなっちゃいました!最近福袋用に凄いワイン仕入れてるので絶対買いですよ!
— NAOTAKA.TOTSUKA@無名だけど旨いワインを探す人 (@cellar_likaman) July 1, 2021
抜群の信頼を誇る社長から
「凄いワイン仕入れてるので絶対買いですよ!」
なんて言われてスルーできますか?
私には無理でした。
そういや、赤は何も買ってないな。
購入したセットワイン(シャブリとシャンパン)8本が全て白色なのを大義名分に赤セットを購入。
今回はその中身をネタバレしていきます。
ファヴァ ニッツァ 2016 テヌータ ギャレット ジャンニ ガリアード
参考小売価格:税込み7480円
産地:イタリア・ピエモンテ州
品種: バルベーラ
インポーター:株式会社都光
バルベーラに失礼ですが、バルベーラの高ワインなんて買う勇気ありますか?
自分で買うには絶対に入らない選択肢のワインが実質半額ゲットとか「それだけでアタリ認定」。
しかも、原産地呼称「ニッツァ」ですよ、「Nizza」!
教科書的なものに良く書かれている重要DOCG。2014年独立ですから、最近ソムリエ試験勉強されている人たちには非常に馴染み深いはず。
買おうと思って意識してもなかなか見つけられないDOCGですからね、もうテンション上がりまくりです。
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ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルバ ドナテッラ チネッリ コロンビーニ 2013
参考小売価格:16500円税込み
産地:イタリア・トスカーナ州・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
品種: サンジョヴェーゼ
インポーター:株式会社都光
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが飲みたかったんです〜。
なんて事はないですが、注目すべきは定価。
税込み16500円
価格設定が可笑しいんじゃないかって勘ぐられる方もいると思いますが、生産者であるドナテッラ・チネッリ・コロンビーニはエントリー版からラインナップされており、今回は正真正銘の最上級に位置づけされた1本。
詳しくはリンク先からご確認くださいませ。
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シャトー・カントナック・ブラウン 2014
参考小売価格:9680円税込み
産地:フランス・ボルドー・メドック・マルゴー
品種: カベルネ・ソーヴィニヨン・メルロ
インポーター:ファインズ
もはや説明不要。
このワインが3千円でゲットできる事実にこの福袋を購入したと言っても過言ではない1本。
ボルドーの格付けワインが3千円ですよ。
お金を出して購入したにもかかわらず、誕生日プレゼントか何かと錯覚してしまうぐらいの破壊力。
庶民が年に1度飲むかどうかぐらいのレンジを、自然派ワインのスタンダード価格でゲットできるとか凄くないですか?
たとえ味が最悪だったとしても、思い出に残ることは間違いなし。
なんだかんだでミーハー心をくすぐるこのワインの注目ポイントは「輸入業者ファインズ」にあると感じております。
これまでのNAOTAKAグループの福袋は、概ね高価格帯は都光率100%(直輸入ワイン)だったので、本当の意味でのサプライズ感が低かった感があります。しかし、今回のように仕入れ品かつブランドワインを入れてくれてるのに驚きを隠せません。
ブランドワインなんてほっといても腐るもんじゃないので、売り慌てることも無いと思うのですが、NAOTAKAショップの覚悟に胸を打たれた次第です。
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まとめ
福袋ってお買い得感がキーファクターとされがちですが、自分では選ばない種類のワインをリスク回避(お店のおすすめ)でゲットできるのに楽しさがあります。
過去の福袋トラウマ経験が重なり、「在庫処理」とか言ってた時期もありますが、お店によっては「名刺代わりの販促品」って位置づけなので毎月狙い撃ちするのも大アリでしょう(ショップに寄っては在庫処理もあるかも)。
これからの時代「庶民は福袋だけ買っとけばOK」みたいな風潮になる可能性すら感じますね。