ペーター・シュヴァイゲル ツェービング グリューナー フェルトリナー 2019
ZOBING Gruener Veltliner D.A.C Kamptal
参考小売価格:2000円
産地:オーストリア・カンプタル
品種: グリューナー・フェルトリナー
購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)
インポーター:株式会社都光
グリューナー・フェルトリナーはオーストリアで最も有名な品種なのですが、白ワイン全体って枠組みでも比較的重要視されている気がします。
オーストリアワインは量販店に売っていないイメージなので、なんとなく貴族臭がするのですが、探せば安価に購入できる物もあり、シャープな辛口系なのでハズレも無し。
なんとなくですが、ブラインドテイスティングコンテストに出題されそうな品種って予感がするので、全集中して味わいを覚えたい思い、購入後放置。それ故に、いつどんなキッカケで買ったのか思い出せませんでしたが、NAOTAKAショップで単品販売されているので、抱合せで購入していた1本と推測。
ナオタカショップはキャンペーンで利用することが多いので、定価買いはなんか損した気になってしまうのですが、冷静に分析してもオーストリアで税抜2千円ジャストは他店と比べても割安な部類。フラットな気持ちで飲んでみました。
色は薄めで、アロマは白胡椒を感じさせるスパイス香主体。飲んでみると、柑橘果実の白い部分を連想させる苦くて酸っぱい味わいながらも、酸味は中程度で適度な甘みが万人受けする八方美人な仕上がりになっています。
あまり褒めすぎるのも嫌なので、欠点探しに躍起になりましたが、定価と味わいのバランスを考えるとパーフェクトと言わざる得ないワイン。ワイン単体で品種特性を勉強しながら飲むのもよし。アッサリ系料理と楽しむのもよし。脂っこい料理と楽しむのもよし。
2021年庶民の十二使徒候補です。
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Sランク
このワインを最大限に楽しむシチュエーション。
- 貴族は前菜と
- 庶民は食中ワイン通し
- ワイン勉強中の方々は品種特性を噛み締めながら
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