カセラ イエローテイル バブルス ドライ
yellow tail. Bubbles Dry
参考小売価格:1219円
産地:オーストラリア
品種: セミヨン種、トラミナー種、他
購入元:アマゾン
インポーター:サッポロビール株式会社
アマゾン定期便で購入シリーズ。
オーストラリアの3大安ワイン銘柄の一角であるイエローテイル。
大手インポーターの量的アドバンテージが活かされた安定した味わいに安心感をもって挑めます。しかし、他の安ワイン銘柄でも言えることなのですが、スパーリングは若干お高くなっています。数百円の差に対してなぜ敏感になるかと言うと、1500円前後になってくるとヨーロッパのスパーリングが選択肢に入るからです。
安ワイン銘柄は時としてネガティブに作用します。
想像してください。有識者ワイン会のオープンテイスティングで、イエローテイルと名もなきヨーロッパのAOCスパーリングを並べられているところを。言わずもがな先入観が作用してヨーロッパのスパーリングに注目が集まるでしょう。真の美味しさはイエローテイルに軍配が上がろうとも、日本人のヨーロッパ信仰は思っている以上に高いのではないでしょうか。
私も例外なくそんなマインドを持ち合わせています。
キャップ一つにしてもそう。
スティルワインは断然スクリューキャップ派ですが、もともとソムリエナイフを必要としないスパーリングではスクリューキャップの方が開栓が面倒だったりします。泡ものに関しては「ポンッ」と開ける儀式が気持ちを高ぶらせてくれるんですよね。
スパークリングはガス圧が高ければ大抵美味しく頂けるのですが、ガス注入系(このワインがどうかは定かではない)は炭酸が分離した感じがします。
多少ワインを勉強してしまうと、二次発酵物(瓶内、タンク内問わず)に対して特別な感情が芽生えるんですよね。それを知ってか知らずか各ショップは必ず販売文言に「二次発酵です(キラキラ)」と記載しています。
じゃ、そんなワイン狙い撃ちすればいいのでは?となるのですが、ここは庶民のワイン研究所。安ワイン銘柄のシリーズは一通り試したくなるのです。
アリか無しかで言うと無し。コンビニで安カバ買うほうがおすすめです。
本日の組み合わせ
激辛なホイコーローを食べながら、ちょっぴり甘いオーストラリアの定番安銘柄イエローテイルで味覚を整える😋#庶民の晩酌 pic.twitter.com/9WQoYVFNW0
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) February 22, 2023