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フランス/アルザス地方

アルザスのピノ・グリ ― カジュアルと熟成のあいだで

ウィリ・ギッセルブレッシュトゥ ピノ・グリ

WILLY GISSELBRECHT Pinot Gris 

参考小売価格:1800円

産地:アルザス

品種: ピノ・グリ

購入元:ボックスワインのお手軽ワイン館(楽天)

インポーター:重松貿易

8月後半から9月にかけては、アルザスやドイツのワインを重点的に飲んでいこうと思います。今回のテーマは、アルザスの「高貴4品種」のひとつ ピノ・グリ。カジュアルな1本と、8年熟成を経た高級ピノ・グリを比較することで、その幅と奥行きを探っていきます。

ピノ・グリという品種の位置づけ

アルザスの高貴4品種(リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ)の中で、ピノ・グリは「万能選手」と呼ばれることが多いブドウです。料理の邪魔をせず寄り添う柔軟さを持ちながら、ときにしっかりとした骨格や厚みを見せることもある。個人的には「引き立て役」の印象が強かった品種でもあります。

カジュアルタイプの印象

まずはセットで入手した、実税1,500円ほどのカジュアルなピノ・グリ。アルザスワインとしては比較的安価な部類ですが、飲んでみると価格以上の満足感があります。

香りは控えめで、第一印象はレモン。しかし口に含むと驚きがあります。

  • 入口は軽い苦み
  • そこから甘みへと移行し、余韻にかけてグラデーションが広がる
  • 質感はなめらかで、コクがしっかり感じられる

「万能ワイン」というよりは、むしろワイン単体でじっくり味わいたくなる存在感。リースリングやピノ・ブランと比べても、明らかに2段階ほど上の高級感を漂わせています。

考察

このカジュアルな1本は、ピノ・グリの「奥行きの片鱗」を見せてくれました。普段の食卓では合わせやすさで選ばれがちな品種ですが、今回のボトルは「単独で飲ませる力」を備えている。次に控える8年熟成の高級ピノ・グリとの比較で、どのように深化していくのかが非常に楽しみです。

庶民のお酒ランク(詳細

今回のワインは:Bランク (24年3月より基準改定

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com