コステ サラチェーネ ピエモンテ ロッソ ヴィンキオ ヴァーリョ
VINCHIO VAGLIO Coste Saracene
参考小売価格:5000円ぐらい
産地:イタリア・ピエモンテ州
品種: ネッビオーロ
購入元:CAVE de L NAOTAKA
インポーター:アサヒグランド株式会社
ネッビオーロ、、、皆さん今までどれぐらいの価格で買われていましたか?
確かに、安いのを探せば、あるかもしれません。当研究所のテイスティング日記を確認してもわずかですが存在します。
しかし、値段以上の価値を見いだせたネッビオーロは、安旨大賞受賞した「ニコレッロ ランゲ・ネッビオーロ 」ぐらい。
基本的にネッビオーロって熟成品種とされているので、バローロだったり、バルバレスコだったりにしても、「飲み頃じゃないよね」って逃げられたら何も言い返せないのです。
さて、箱ワインの場合はどうなのか。
箱ワインの最大のデメリットは「熟成しない」こと。
これは裏を返せば「常に飲み頃ですよの合図。」
箱ワインにしては高価なので期待しながら飲んでみました。
注ぎたての香りはとっつきにくい安ワインでしたが、徐々に印象は変わってきます。
ひんやり冷涼感たっぷりの口当たりに、ネッビオーロらしい収斂性も決まって完璧。
完璧すぎてぐうの音も出ない。
タンニンが嫌いな人には勧めにくいですが、赤ワインとしての完成度は秀逸。
瓶ワインだと小売価格で2千円台後半ぐらいでもおかしくない味わい。
試しに教科書的な本で、ネッビオーロの特徴を照らし合わしても違和感なく飲み進めることができます。
肉系料理と合わせても良し、ワインだけで楽しんでも良し。
今まで購入してきた箱ワインで一番高価なだけあります。
本日の組み合わせ
デミグラハンバーグとネッビオーロ🍷#箱ワイン #庶民の晩酌 pic.twitter.com/iYFZvEmuAN
— 庶民のワイン研究所🍷箱ワイン伝道師🍷ワインの授業(Podcast) (@taigakunwine) March 2, 2022
庶民のワインランク(詳細)
S 品種特性が理解できる、値段も割安
A 好みはあれどイチオシ
B 定価で買ってても満足
C 購入価格的には満足
D もう少し安く購入できていれば納得
E 味わいの満足感に対して割高な値付け
F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない
今回のワインは:Sランク
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