ワインが飲める高知のお店

自然派ワイン会 in チャイナバル茂

高知県で知る人ぞ知る人気中華料理店「チャイナバル茂」にて偶数月に定期開催されるワイン会。お値段8千円で、シェフ渾身のペアリングが堪能できる費用対効果の高いワイン会です。

全ての料理が完全創作でオリジナリティーにあふれており、食材本来の味を活かしつつ、添加物などを使用しない、繊細でクリエイティブな味付けがワインとの相性を高めてくれます。

今回のテーマは自然派ワインで、普段庶民にとって馴染みのない少ない分野。では早速紹介していきましょう。

フルール・ド・リューロップ・ブリュット・ナチュール

参考価格:5000~6000円

産地(AOC):フランス・シャンパーニュ

品種: ピノ・ノワール85% シャルドネ15%

インポーター:株式会社ラシーヌ

巨大なボトルで度肝を抜かれた以上に、繊細な味わいに驚かされます。シャンパーニュにありがちな、わざと取って付けたようなナッツ香やパンドゥミ香がなく、甘味が抑えられた爽快感溢れる味わい。スッキリとしていながら、口の中でしっかりと重厚感を感じられるので、食べ物のように飲めるシャンパーニュ。

そんなシャンパーニュとのペアリングは、ピータンの茶碗蒸し

左側は、ピータンの黄身で造られた茶碗蒸し。低俗な言葉で表現すると卵のクリーム。見た目が濃厚なのに、優しく感じる程度の甘味。

そして、右側は、しらあえとピータンの外側を和えた前菜。

味がどうこう言うレベルを超越しており、ゼロベースでメニューを考えられた時に、この発想に至った経緯を想像するだけで震える。

料理=空腹を満たす物

って概念を根本から覆し、

料理=芸術

とでも言いましょうか、、、なぜならこの前菜、空腹感が増幅し、食欲をかき立てられますからね。

パンパネオ アイレン エコ エセンシア ルラル 2018

参考価格:1500-2000円

産地(AOC):スペイン・ラマンチャ

品種: アイレン

インポーター:株式会社ラシーヌ

このワイン、、、

ふふふふ、、、。

2020年庶民の十二使徒ワインに確定。後日ボトル買いしてレビューしますよ。

そんな凄まじきワインに合わせるのはこちら

帆立のチーマージャンオーブン焼き

普段私が食するグラタンやラザニヤなどは、チーズテイストがクドく、濃いめのわかりやすいドッカンとした味わいが舌先をピリピリさせます。

しかしこの料理、素材が死んでない。帆立を摘んで食べた時、食感と甘味がしっかりと残っていたので、まるで帆立の刺身を食べたかと錯覚を起こしたほど。

クリームソースの見た目からは想像できなかったですが、実は白味噌と薄力粉でコクを生み出したとのこと。ダイエッターや、グルテンフリー推奨者には嬉しいメニューですね。

ル クロ デュ チュ ブッフ トゥーレーヌ ラ ゲルリー 2017

参考価格:3000円ぐらい

産地(AOC):フランス/ロワール/トゥーレーヌ

品種: コ(マルベック)65%、ガメ35%

インポーター:株式会社ラシーヌ

画像撮り忘れているところに、自分の酔さ加減がわかります。

トゥーレーヌ の自然派ワインといえば、以前「トゥーレーヌ・カーオー・ロンヌ・ルージュ 2015 / ピエール・オリヴィエ・ボノーム」を体験済みでしたが、似たような雰囲気はありました。

ただし、第一印象は酸味主体で、良い印象は受けませんでしたが、料理とのペアリングで印象130度ぐらい変わります。

合鴨の山東炒め

合鴨に味付けされたスパイスの辛さが、ワインの酸味を和らげ、むしろ甘いワインに感じる魔法。そしてそのワインの余韻から合鴨の旨味が復活、これすなわちマリアージュ。

誰が飲んでもわかりやすいワインを提供することは「たやすく誰でもできること。」しかし、個性のある料理×個性のあるワインの組み合わせを「ゼロから創作」することは音楽や絵画に通じるものがありますね。

フォジェール ジャディス レオン バラル 2014

参考価格:4000〜5000円

産地(AOC):フランス/ラングドック/フォジェール

品種: カリニャン、シラー、グルナッシュ

インポーター:株式会社ラシーヌ

以前ラングドック会たるワイン会で、修行したこともあり、もう飲み慣れた味わいといっても過言ではない「ラングドックブレンド」。

滑らかな口当たりでいて、黒系果実が熟した濃厚な味わいは、今の季節にぴったりのワイン。そして、このワインはお高めなだけあり、自然派ワインながら雑味がかなり抑えられおり還元的なアロマも感じにくい(酔ってただけかも)仕上がりとなっています。

そして、料理といえば、「赤といえば肉」と一言で片付けるにはあまりにも失礼な

四万十ポークの広東風蒸し煮。

豚肉に添えられた副菜(竹の子?ポテト?)のハード&ソフトな食感が、噛むたびに味わいに変化をもたらせます。

見た目的には赤ワインと白系料理なので、一見相反しましたが、濃厚&まろやかといった共通項が、お互いの味を引き立てたことは大袈裟ではな事実でしょう。

〆のご飯とデザートあたりになってくると、酔いも周り、本能が覚醒しだすのですが、最後に究極のワインが登場しました。

アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコ ラルコ

参考価格:一万ぐらい

産地(AOC):イタリア/ヴェネト州

品種: コルヴィーナヴェロネーゼ主体

インポーター:株式会社ラシーヌ

例によって画像無しですが、一口飲んだ衝撃的味わいは、麻薬的に脳を支配します。

しっかりと甘味を感じるワインなのに、繊細でいて複雑。呪文のようなワイン名ですが、早口で「アマローネデッラヴァルポリチェッラクラシコラルコ」って言えるほどお気に入りです。

まとめ的なこと。

お気づきですか?

今回のインポーターは全て「株式会社ラシーヌ」だったということを。

輸送に徹底したこだわりを持っており、現地で築いた生産者との信頼関係に定評があるようです。私のように普段、農薬ワインや千円以下ワインを買っていると見かけることはまずないですが、最近読んだ↓でも一押しのインポーターさんなので、今後の買い物でも注視していきます。

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井原大賀
井原大賀
〜ワインをより多くの人に〜GrapeJapan合同会社代表| ソムリエ協会認定講師|ワイン評論と音声メディア運営| 人と時間に縛られない田舎暮らし