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スペイン

初体験、超高級なCAVAに挑む

ロバート ホタ ムール カヴァ グラン レセルバ ブリュット ナチュール

Robert J. Mur Gran Reserva Brut Nature

参考小売価格:7700円税込

産地:スペイン/ サン・サドゥルニ・ダノヤ

品種: マカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネ

購入元:CAVE de L NAOTAKA(楽天)

インポーター:株式会社都光

季節柄スパークリングワインの消費量が増え、今日で10日連続であけております。そんな中、登場頻度が多いのがスペインの瓶内二次発酵で造られるCAVA。安価で高品質とされているのでセット導入率も高いです。

そんなCAVAですが、飲む頻度が落ちると、どれも同じような味に感じてしまっていたのですが、毎日飲んでると違いが明確に分かります。

そんなCAVA感度が高まっている中、登板させたのが今回のワイン。

税込定価8千円に近い超高級価格で、有名シャンパンであるモエシャンドンやヴーヴクリコなんかも凌駕する高級路線。

一般的にも8千円出すならシャンパン買うでしょ的な風潮があるので、セット導入を心待ちにしておりました。

実はこのワイン、以前飲んだエントリーレンジが気に入っていた為、飲みたいワインリストに入れておりました。

てなわけで、福袋のヒントを見た瞬間にピーンときました。即ポチです。

普段なら特別な日にあけたいところですが、CAVA味覚が鋭敏なうちに飲んでみました。

価格相応に豪華絢爛のボトルは、リボンを切って開けるスタイル。

当研究所が所有している中で一番の本気グラス、ジャンシスロビンソンのステム有りに注いでみます。

冷蔵庫温度からのスタートだったので、香は控えめでしたが、蜜感がパワフルで高ワインの雰囲気はあります。

正露丸、ヨモギ、梅、など、グラスを回せば複雑な要素が入り乱れますが、一口のんで「難ッ!」ってなります。スタンダードシャンパンの様な分かりやすい美味しさは無いです。

しかし、高ワインである所以ですが、集中してゆっくり飲んでいくことで表情はどんどん変わっていきます。

液体の色調をゆっくり観察しながら、一口ずつ噛み締めて飲む。

これだけでエンタメとして成立しちゃうんですよ。

低価格帯だと、手っ取り早くガブ飲みしたい欲求を抑えられないのですが、「高級」ワインは勿体無い精神が歯止めをかけてくれます。

そうするとドンドン前向きに美味しい要素を探しますし、粗探しなんて到底できなくなってきます。

仮に高級カバに飲み慣れており、比較対象があるなら話は別ですが、明らかに安カバとは違う次元の味わいです。

持ち込みワイン会で利用すればさせれば、話題性も含めてシャンパンより喜ばれるかもしれませんよ。

本日の組み合わせ

庶民のワインランク(詳細

S 品種特性が理解できる、値段も割安

A 好みはあれどイチオシ

B 定価で買ってても満足

C 購入価格的には満足

D もう少し安く購入できていれば納得

E 味わいの満足感に対して割高な値付け

F 値段の問題ではなく、単純に好みじゃない

今回のワインは:Cランク

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO ワイン系YouTuber。日本初のPodcastワイン番組をプロデュース。令和以降アマゾンで日本一読まれているワイン電子書籍の著者。年間40万ml以上ワインを飲む本物のワインガチ勢が語る再現性の高いワインライフ。お仕事のお依頼、コラボ、PR案件お待ちしております! info@grapejapan.com