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イタリア/中部

マルケ州のワインってどんな印象ですか?

ボッカディガッビア ロッソ・ピチェーノ 2016

Boccadigabbia Rosso Piceno 2016

参考小売価格:2300円

産地:イタリア・マルケ州

品種: モンテプルチアーノ60%、サンジョヴェーゼ40%

購入元:鬼田酒店

インポーター:株式会社ラシーヌ

濃いワインがやたら飲みたい気分の時ってないですか?

そんな時は中央から南のイタリア赤ワインがぴったり♫

傾向的には南に降りるほど甘濃くなってくる印象ですが、マルケ州はアドリア海に面したイタリアの中央に位置しているので、実際飲むまでどれぐらいの濃さか想像できずにいました。

外観は濃く、透過性ゼロの黒紫。アルコール度14.5%の表記がテンションを上げてくれますが、粘性はそこまで感じません。

口に含んだ第一印象はただただ渋い。収斂性が高く、お世辞にも飲みやすいとは言えない近寄りがたさがあります。

飲み進めていくうちに塩味も感じられ、私には分からなかったこのワインの魅力は、何処かにあるんじゃないかなって感じてます。

定価2300円を考えると、語尾を濁したくなる面はありますが、食事との組み合わせ次第では大化けしそうなポテンシャルは感じるのでそれはそれで良しとしましょう。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

値段(小売):42点

生産地:2点

アロマ :6点

バランス :3点

余韻 :5点

複雑性:6点

買いやすさ:3点

主観:3点

総合得点:70点

庶民のマリアージュ

肉とか適当に焼いて焼肉のタレなんかつけたら合うんじゃないでしょうか(適当)

過去に購入してよかったイタリアセット↓

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。