B-Qa ベッカー・ド・マーシャス ブラン 2018
B-Qa Becker de Marcias Blanc 2018
参考小売価格:3740円
産地:レバノン
品種: ソーヴィニヨンブラン、シャルドネ
購入元:イマデヤオンライン
インポーター:株式会社いまでや
イマデヤさん直輸入ワインセットから最後の1本。
なにか得体のしれない雰囲気が出ていたので、集中して飲むタイミングで開けてみました。
品種と生産国もあえて調べずに飲んでみると、
「ん、、なんだこれ???」
となります。ブラインドで飲むと脳がパニックを起こす未体験ゾーンワイン。よく言うと複雑。悪く言えばアルコールが浮いて感じるタイプ。
温度は9度から飲み始めましたが、香りは抑えられています。酸味系なのにフルーティーさもなく、あえて寄せるとしたら南仏系白。
塩辛さがありつつ、骨格ガッチリしていて果実味はしっかり。「美味しい」とはいい難い一癖のある味わい。思考しながら飲む楽しさを久々に体験できたので、ありきたりな美味しいワインより個人的には好きなタイプ。
そして調べてびっくりの原産国「レバノン」。
高い!って思った定価もレバノンって事でむしろ安く感じます。
珍しい物好きには刺さるワインでしょ。
本日の組み合わせ
アヒージョからのキッシュに、珍しいレバノン産のブレンド白ワインをあわせる😆 #庶民の晩酌 pic.twitter.com/xSpLNbok7G
— 庶民のワイン研究所・ワインの授業(Podcast) (@shomin_wine) February 8, 2023
庶民のワインランク(詳細)
今回のワインは:Cランク
【シャトー・マーシャス】
https://www.imaday.jp/c/wine/gd12284
レバノンでは紀元前6100年に、フェニキア人によるワイン造りの歴史があったとされています。現在は主に4つのワイン産地があり、年間およそ900万本のワインが生産されています。レバノンのブドウ畑では主に株栽培がされていますが、このマーシャスは棚栽培です。これはボルドーでワイン造りを学んだ、シリア人の父とレバノン人の母を持つサーデファミリーの兄弟、KarimとSandroがフランスのテクニックを取り入れたいとしたからです。