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フランス/ボルドー地方

久々に千円台で納得のボルドー

シャトー ド ロウガ 2011

CHATEAU DE LAUGA 2011

参考価格:2000円ぐらい

購入価格:1580円(税込)

産地:フランス/ボルドー/メドック/オーメドック/ムーリス

品種: カベルネソーヴィニヨン55%、メルロー40%、プティヴェルド4%、カルメネール1%。

糖度:8度

購入元:ワインナビ

インポーター:重松貿易

庶民価格のボルドーは苦手意識が強く購入を躊躇いますが、安心のワインナビさん販売&セールだったので買ってみました。

ワインナビさんから購入すると、高い確率でインポーター「重松貿易」さんに遭遇しますが、今のところ安定感があるワインが多いので一安心。

AOC表記(産地表示みないなもの)は「オーメドック」と、安価なボルドーとだけ表記されているものより格上感があり、値段的にはありがたきワイン。

メドック表記でも残念に感じる事は少なくないので、過度な期待を押し殺しつつテイスティング。

外観は熟成感を感じられる褐色。

香りの印象は、カシス、茎、青野菜要素、微かにミント等、あまり熟成感を感じさせない硬さを感じます。

しかし、口当たりは意外と綺麗で、タンニン(渋さ)主体ながら酸味と甘さのバランスは整っています。

ただ薄口ボルドーなので、余韻に雑味を感じ、その辺りは料理との組み合わせ次第では化けてきます。

当研究所では、安肉のステーキと合わせてみましたが、完璧のマリアージュ成立。ワイン単体で飲むより、食事との相性を楽しむタイプのワインです。

庶民のワインポイント 

(採点基準はここをクリック)

価格:4点

生産地:4点

買いやすさ:3点

売り文句:1点

販売会社さんはテイスティングコメントなし(ただし、レビューのクオリティは高い)、インポーターさんは検索に引っかからず。

https://winenavi.jp/put.php?no=2157

アロマ:3点

複雑性:3点

余韻:3点

バランス:4点

温度注意。20度ぐらいで飲むと綺麗に整っています。15度以下は渋さが気になるので厳禁

たいがくんポイント:4点

上品さは皆無ですが、気負わず飲めてマイナス要素が少ないので満足してます。

総合評価:B(値段相応の味わい)

ABOUT ME
井原大賀
1984年 高知生まれ Grape Japan 合同会社 CEO 国際大学IPU国際総合学部国際環境学科を卒業後、廃棄物の再資源化を目指す企業へ入社。10年ほど業界に 関わる仕事をする傍ら、リユース事業へ着目し独立。シリアルアントレプレナーへのあこがれで事業を仕組み化し売却。 誰も思いつかなかった仕事を生み出すことをモットーに、現在はワイン消費家として事業を展開。ソムリエやワインエキスパート合格をサポートするワイン塾の経営や、ワイン好きな地方従事者向けのウェブコミュニティを運営。 自身がプロデュースするポッドキャスト番組「ワインの授業」はカテゴリーランキング最高2位を記録。万人受け頑固拒否の尖った内容で、業界に風穴を開ける。 自身が陥ったアルコール依存や精神疾患の体験を基に、巧みなSNS戦略で「教育」「社会福祉」「起業支援」を軸に活動中。